シドニー観光と言えばオペラハウス。見どころやアクセスをチェック!
シドニーのオペラハウスは、20世紀を代表する近代建築物と称され、世界遺産に指定されています。シドニーのシンボル的存在として有名な建物で、クラシックコンサートなどの芸術鑑賞を楽しめる観光スポットです。内部ツアーや撮影スポット探しなど、見どころをチェックしてシドニー観光の満足度を上げましょう。
オペラハウスは、シドニーのシンボルとも言える建造物です。高度な建築技術から2007年には世界遺産に登録されました。
はばたくような斬新なデザインの由来は、“シドニーハーバーを疾走するヨットの帆をイメージしている”、“みかんをむいている時にひらめいた”など諸説あるようです。
オペラハウスは、コンサート・ホールやオペラ・シアターなど複数のホールを持つ複合施設。眺めのよいバーや各国料理が楽しめるレストランも併設されています。
その美しい景観が観光客にも人気のオペラハウスですが、ただ眺めるだけではなく、施設内を楽しめるのも魅力です。
もともと1940年代末には構想があったオペラハウス。国際デザインコンペにより、設計をデンマークの建築家ヨーン・ウツソンが担当することになります。
1959年の着工当初、工期は3年ほどと考えられていたものの工事は難航。予算も大幅に超えてしまい、政府との折り合いがつかなくなったウツソンは設計者を辞任します。
その後数人の建築家が引き継ぎ、完成したのはなんと14年経過した1973年のことでした。
オペラハウスでは、毎日のようにクラシックコンサートやオペラ、ミュージカルといったさまざまな公演が開催されています。年間で3,000公演ほど行われ、オーストラリアの芸術の拠点となっています。
そのため人気のチケットは、3万円以上のプラチナチケットとなることもあります。
オペラハウスではやはりイベントを事前にチェックして、実際にオペラ鑑賞をすることをおすすめします。世界遺産で究極の芸術鑑賞をするという、すばらしい機会となるでしょう。
毎年5月末に行われる「ビビッド・シドニー」。このイベントはオペラハウスを中心に開催される光と音楽とアイデアの芸術的祭典で、現在では南半球最大の祭典と言われます。
この時期は日没後のライトアップやイルミネーションも特にすばらしく、オペラハウスが光で彩られる姿は必見です。
オペラハウスでは、日本語ガイド付きの内部ツアーも楽しめます。
所要時間は30分、この世界遺産の歴史を深く学べるでしょう。毎日7回、料金は大人25豪ドル(約2,200円)、子供18豪ドル(約1,600円)、家族では68豪ドル(約5,900円)で、ネット予約割引もあります。
シティ・レールのサーキュラーキー駅から、徒歩約10分のところに位置します。駅のホームからオペラハウスが見え、海沿いを進んでいくと到着します。
外観を撮影するのであれば、昼も夜もシドニー湾の対岸からが撮影しやすくておすすめです。
※本記事は2017年9月時点の情報です
更新日:2025/05/01