シドニーからブルーマウンテンズへ! 自然を満喫するおすすめスポット5選
シドニーから行ける有名観光スポットのひとつが、ブルーマウンテンズ国立公園です。一帯は2000年に世界自然遺産に登録され、青く色づく大気の森にウェントワース・フォールズや奇岩スリー・シスターズなど見どころ満載。手軽に多くのスポットへ行くならツアー参加がおすすめです。
シドニーの西に約70kmのところに位置する、ブルーマウンテンズ国立公園。2000年にグレーター・ブルー・マウンテンズ地域の一部として、世界自然遺産に登録されました。
ユーカリの森は油分が気化されて青みを帯び、ブルーの景色をつくり出しています。シドニーからは日帰りで行けるため、多くの観光客が訪れます。
グレーター・ブルー・マウンテンズ地域には、130種類を超える、貴重な固有種が生息していると言われています。雄大な景色を眺めるだけでも行く価値はありますが、トレッキングをしたり洞窟に入ったりと、楽しい体験が満載です。
ブルーマウンテンズの中の美しい町ウェントワース・フォールズから車で約10分のところに、落差300メートルある滝があります。雄大な景色を望む展望台がいくつかあり、そこまで伸びるブッシュの中のトレッキングコースも人気です。
ブルーマウンテンズの象徴スリー・シスターズ。シドニー観光でも外せないスポットのひとつで、美しい3姉妹が岩に変えられてしまったというアボリジニの伝説からその名が付けられた、自然がつくり出した奇岩です。
カトゥーンバの町にある、エコー・ポイント展望台からの眺めが壮大でおすすめです。
カトゥーンバから車で約1時間半のところにあるのが、ジェノラン鍾乳洞です。3億4000万年前には存在していたとされる世界最古と言われる鍾乳洞で、ガイド付きツアーでのみ見学が可能です。
人気の洞窟はもっとも大きなルーカスケーブですが、他の洞窟でもさまざまな魅力のツアーが開催されています。
シックス・フット・トラックは、カトゥーンバとジェノラン鍾乳洞を結ぶ約45キロのトレッキングコースです。ユーカリの森に囲まれた大自然を肌で感じられるコースではマラソン大会も開催されており、世界各国から出場者が集います。
ブルーマウンテンズの観光の拠点となるのが、カトゥーンバという町です。駅周辺には歴史的なホテルやショップ、ギャラリー、カフェなどが立ち並んでおり、観光客でにぎわっています。
この町の南側にはランドマークのスリー・シスターズや、大自然を満喫できるシーニックワールドがあります。
電車でのアクセスする場合、シドニーのセントラル駅からカトゥーンバ駅までは約2時間。駅からは観光用トロリーバスなどを利用するのが便利です。
カトゥーンバ、シドニーのどちらからも、ツアーが多数開催されています。より多くのスポットを効率よくめぐりたいなら、ツアー参加がおすすめです。英語が苦手な方でも、日本語ガイド付きツアーを選べば安心です。
※本記事は2017年9月時点の情報です
更新日:2025/05/04