種類豊富なアメリカのビール!いろんな種類を飲み比べ!
アメリカでは喉越しが軽いラガービールが主流で、日本人でもおいしくいただけます。他にも風味やうま味を味わえるエールビールや、有名なワインやバーボンなど、多種多様なお酒にも出会える旅となるでしょう。
アメリカはビール大国です。日本人でも楽しめるラガービールや、個性的なエールビールなど、とにかく多様なビールがそろうのが魅力です。そんなアメリカのビールについてご紹介します。
世界中で愛されるビールですが、実は国によって製法に特徴があります。ヨーロッパですぐイメージできるだけでも、伝統的で酒類豊富なドイツビール、黒ビールなどコクが決め手のイギリスビール、色も味も創造性豊かなベルギービールと、その豊富さが分かるでしょう。
アメリカで造られるビールの主流は、軽い喉越しのピルスナータイプ。日本のビールに近いタイプで、日本人にも飲みやすいことが魅力です。副原料を混ぜることでホップの苦味を抑え、さらに炭酸ガスを多く含ませて、飲みやすさを追求したビールが出来上がります。
アメリカビールの有名な銘柄と言えば、バドワイザー、ミラー、クアーズの大手3社でしょう。中でも、ミズーリ州に本社を置くアンハイザー・ブッシュ社の生産するバドワイザーは1876年に誕生し、現在では販売量世界一を誇るキングオブビールです。喉越し爽快、後味すっきりのアメリカを代表するバドワイザーは、料理と一緒にぐいっと飲みたいビールです。
世界で流通するビールのほとんどは、大きくラガーとエールに分類されます。その差は酵母と発酵温度で、アメリカで主流のラガービールは、下面発酵酵母を使用し低温で長時間発酵させて造るタイプです。
一方のエールビールは、上面発酵酵母を使用して常温のもと短時間で発酵させて造るタイプで、麦芽の風味やうま味をしっかり味わうビールです。
実はこのタイプのビール、アメリカではじわじわ人気が上昇中です。その原動力となっているのが、アメリカ各地で造られる個性的な地ビールの数々。日本でもクラフトビールと呼ばれ熱狂的なファンがいるように、アメリカでも各地で腕自慢のビール職人たちが、個性豊かなビールを造っています。アメリカ旅行では、好みのエールビール探しをするのも楽しいでしょう。
ビールを飲むときには、アルコール度数で選んでみるのもおすすめです。大手のビールは5%程度のアルコール度数ですが、小さなビール醸造所が造るビールには10%〜20%というものまで見つかります。お酒が苦手という人は、アルコール度数0.5%以下のビールもおすすめです。ノンアルコールと表示されることもあり、味わいも目新しいものに出会えることでしょう。
実はアメリカは、ワインの生産量が世界4位というワイン大国でもあります。最も有名な「オーパス・ワン」という銘柄のワインは、アメリカならお手頃価格で飲めるでしょう。
アメリカ大手が造るビールは、日本人向きのラガービールです。価格も安いので、ゴクゴク飲みたいときはピッタリですね。他にも、小さな醸造所で造るエールビールも種類が豊富なので、ビール好きの方へのお土産に選んでも喜ばれますよ。
※本記事は2017年3月時点の情報です
更新日:2025/07/06