ボリューミー!心もおなかも満たされるアメリカ料理
アメリカには移民が持ち寄った各国料理に、アメリカ先住民族の郷土料理が融合された独特の食文化があります。代表的なアメリカ料理のハンバーガーやステーキは、店によって調理法や味付けが多様です。地方をめぐって独自の郷土料理も楽しみましょう。
アメリカと言えば、ハンバーガーやステーキなど豪快な肉料理が代表的ですね。アメリカの食文化の特徴や、現地で食べてみたいハンバーガーやステーキなどについて紹介します。
移民の多いアメリカは、移民たちが持ち込んだ各国料理とアメリカ先住民族の郷土料理が融合した、独特の食文化を形成しています。傾向としては味付けが濃いもの、甘いものが好まれています。またアメリカではケチャップが人気のため、味付けにケチャップが使われることも多くあります。
アメリカの食文化の最大の特徴は、量の多さと言えるでしょう。夕食で大きな肉料理をしっかり食べるというのが、典型的なアメリカの食事です。一方で朝は手軽に済ませることが多く、シリアルやオートミールが定番の朝食です。ランチのハンバーガーやサンドイッチ、さらには缶詰や冷凍食品と言ったものも、調理を手軽に済ませるためのアメリカ人の知恵と言えるでしょう。
アメリカと言えばハンバーガーですね。全土に展開するチェーン店からローカル店まで、アメリカにはさまざまなハンバーガー店があります。日本未進出のチェーン店が多いため、そんなお店を制覇してみるのも楽しいでしょう。
鶏肉の料理に特化した「Chick-fil-A」は、大きなチキンを挟んだハンバーガーが目玉商品。「Arby's 」では、ローストビーフを挟んだローストビーフサンドイッチが人気です。どちらのチェーンもアメリカ各地に店舗があるため、旅先で調べてみると良いでしょう。
同様にステーキショップも、アメリカ全土で見つかります。人気のお肉はティーボーンやリブロース、ニューヨークストリップなど。味付けは塩コショウのシンプルなもの以外にも、味の濃いソースやスパイスをふんだんに使うもの、バーベキュースタイルまでとさまざまです。おしゃれなレストランだけでなく、ワイルドなカウボーイスタイルのステーキチェーン店もあるので、こちらにもぜひ挑戦してみましょう。
アメリカは肉料理だけではありません。広大な土地で大規模な農場が経営されているため、野菜や穀物もとても豊富です。さらに見逃せないのが魚介類。海に面した地域には、おいしいシーフード料理が発展しています。
代表格とも言えるのが、観光地にもなっているサンフランシスコのフィッシャーマンズワーフでしょう。新鮮なカキやロブスターはもちろん、名物のクラムチャウダーも絶品です。本場の味を堪能できるのは、アメリカ旅行する人の特権ですよね。
国土が広く人種も多様なアメリカは、食文化も豪快でバラエティー豊かです。ハンバーガーやステーキなどの代表食はもちろん、各地で見つかる郷土料理など、さまざまなグルメに挑戦してみてはいかがでしょう。
※本記事は2017年3月時点の情報です
更新日:2025/06/16