アメリカのユタ州ってどんなところ?
ユタ州は日本人にフレンドリーな人が多く、雄大な大自然が観光スポットして魅力です。ザイオン国立公園やモニュメント・バレーにパークシティなど、世界的に知名度の高い景勝地があることでも知られています。
1896年にアメリカ45番目の州となったユタ州。2002年に冬季オリンピックが開催されたソルトレイクシティでも世界的に知られています。今回は、ユタ州の基礎知識や観光地としての魅力をお伝えしていきます。
アメリカ西部、ロッキー山脈を望むユタ州の気候は大陸性気候で、寒暖の差が非常に激しいことで知られています。冬は気温がマイナス20度にまで下がる一方で、夏には35度という高温を記録することもあります。1日の気温差も20度にせまるなど非常に過酷な環境ですが、日本のように四季もありまた乾燥しているために、数字の印象ほど過ごしづらいことは無いでしょう。
日本からの直行便は無く、時差は16時間、サマータイム導入時には15時間です
ユタ州観光の目玉と言えば、自然が手付かずに残った絶景です。ユタ州の絶景は、広大かつ圧倒的な自然美で訪れる観光客の目を奪います。
ユタ州で最初に指定された国立公園のザイオン国立公園は、ヘブライ語の聖域の名がつけられた美しい渓谷です。1000メートルを優に越える高低差の岩肌、断崖の間を流れる美しい小川。このユニークな岩山を、ハイキングコースから楽しむのが人気アクティビティです。数日かけて歩いてまわれば、想像もつかないような絶景に出会えることでしょう。
アメリカ西部のイメージどおりの世界と出会うなら、モニュメント・バレーへ出掛けましょう。アリゾナ州へと続く赤土の荒野に、高く突き出たテーブルマウンテン。数々の西部劇映画のロケ地としても使われ、その一部は撮影ポイントとして記念碑が建っています。
もともとは先住民たちの聖地で、現在もナバホの人々が定住しこの地を保全しています。彼らの運営するツアーへ申し込み、絶景と聖地を同時にめぐっても良いでしょう。
州都ソルトレイクシティの東には、アメリカ屈指のスケールを誇るスキーリゾート「パークシティ」があります。もとは鉱山として、現在は良質のパウダースノーがスキーやスノーボードに適していることで有名なこの地は、冬季オリンピックの競技会場としても世界にその名をとどろかせます。
ふわふわのパウダースノーと雄大な山々に囲まれるこの地なら、ウインターリゾートとして極上のスノーアクティビティを満喫できるでしょう。
ユタ州でのお土産のおすすめは、ソルトレイクシティでつくられているタフィーです。水あめと砂糖でできたチューインキャンディーのタフィーは、フレーバーのバリエーションが豊富で大袋入りのアソートパックも見つかるので、バラマキ用のお土産として最適です。
ユタ州は日本と同じように四季があり、大自然がそのまま観光地となっています。寒い時期にはスキーリゾートで、とことんスポーツを楽しんでも良いでしょう。日本人観光客にフレンドリーな人も多いので、安心して旅行ができる土地柄だと言えるでしょう。
※本記事は2017年3月時点の情報です
更新日:2025/07/01