アメリカ旅行で気になる物価!お得に買い物するには?
日本とアメリカの物価の違いはあまりありませんが、ユースホステルや格安の食事を探せばもっとお得な旅ができます。アメリカでは州によって税率が違い、中には州税や地方税がゼロと言う州もあるため、旅行前に確認しておくと良いでしょう。
海外旅行にかかる費用は、物価の変動や為替レートにも大きく影響されます。それではアメリカの物価は、日本と比べるとどうなのでしょうか。気になるアメリカの物価と、旅先で楽しみな買い物をお得にできる方法を探ります。
総合的な比較をすると、東京や大阪など日本の大都市とニューヨークやロサンゼルスなどの大都市では、同じくらいの物価と言えます。レストランでの食事は、日本でかかる金額と変わりません。食料品の場合は、乳製品は安いものの水は若干高く、ジュースやビールは日本とほぼ同額で飲めます。同じ嗜好(しこう)品でもタバコは税金の影響で、日本の1.5倍程度の金額です。
食事に関しては、有名ファストフードチェーン店では3ドルくらいで食べられるメニューもあってリーズナブルです。フードコートなども割安ですし、街中のカジュアルな外国料理店やカフェも、10ドルほどあれば十分に食べられます。
ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなどの大都市の地下鉄やバスなど公共交通機関は1ドルから3ドルほどで、都市によっては全区間同一運賃で乗れます。タクシーは都市により違いはありますが、初乗りが2.5ドル以上、その後距離により運賃に加算されていく方式です。
アメリカで宿泊費を安くするなら、B&B、モーテル、ユースホステルなどを利用すると良いでしょう。ユースホステルを利用する場合、一般的な4〜6人部屋で20〜30ドルです。
注意したいのは、州や郡、都市ごとに税率が決められていることです。そのため、州を移動すると同じ商品を買っても、トータルな支払額が変わります。お土産をたくさん買う予定がある場合は、あらかじめ税金が安い場所で買うとお得でしょう。中でもモンタナ州やオレゴン州は非課税の州のため、高価な商品でも相当安く買い物ができるかもしれません。
アメリカ旅行で日本との物価の違いを感じることは少ないでしょう。しかしアメリカでは州ごとに税率が変わるため、買い物には事前確認をしていくことをおすすめします。食費や宿泊費を効率的に抑えて、楽しいアメリカ旅行を実現してください。
※本記事は2017年3月時点の情報です
更新日:2025/06/16