アメリカでステーキを堪能! 本場の味を楽しめるおすすめステーキハウス8選
アメリカの料理といえば、ボリューム満点のステーキを思い浮かべる人も多いはず。代表的なアメリカン・ビーフはただ焼きあげるシンプルなスタイルですが、焼き方や熟成度合い、ソースなどは、お店によってさまざまです。ぜひお気に入りのお店を見つけてみてください。
アメリカの人気店で多く使われているのが、米国農務省(USDA)が認定する最高の等級「プライム」。これを21日から38日の間、専用の冷蔵庫で熟成させて提供するステーキ店がほとんどです。
プライムは最高の品質ですが、熟成することで、筋肉が柔らかくなり、ステーキとして味わうとうまみがより一層増します。日本の和牛ステーキとはまた違った肉のおいしさを堪能しましょう。
今回は、観光地として人気の高いニューヨークとロサンゼルスのお店をピックアップ。ステーキ店の激戦区ともいわれる両エリアの有名老舗店や、有名店から独立し展開を進める注目のお店をご紹介します。
初代オーナーのアルバート・キーンが1885年に創業した老舗ステーキ店。ラグジュアリーな店内には、キーン氏が長年集めていたタバコパイプがずらりと並んでいます。
また、リンカーンに関わる希少なコレクションも多くリンカーン・ルームもあるほど。メニューは定番のステーキはもちろん、羊肉を使ったビックサイズのマトンチョップが人気です。
1887年創業。ブロードウェイ通りにある、全米一位にも輝いたことのある有名店で、このお店から独立してステーキ店を営んでいる従業員も多いのだそうです。
こだわりの熟成肉を使ったステーキは、噛めば噛むほどうまみが出て一度食べたらやみつきの味。またステーキのほか、チーズたっぷりのハンバーガーもおすすめです。
ニューヨーク市内に3店舗展開している人気のステーキハウスです。肉は、熟成に一番良い期間とされる28日間熟成させたもののみを使用。肉へのこだわりもさることながら、ホスピタリティにも重点をおき、フレンドリーなスタッフにも定評があります。
日本の官僚や総理大臣も訪れたことがある有名店で、2017年6月には東京の六本木に新店舗をオープンしました。
ステーキの名店で40年以上活躍したウルフギャング・ズウィナー氏が、2004年に開業。アメリカのみならずアジアにも店舗を展開しており、多くの美食家たちをうならせています。
最高の品質肉といわれるプライムグレードを表面はカリッと中はジューシーに焼き上げ、1000種以上も豊富にそろうワインと合わせて食べるのが、ウルフギャング流です。
1963年オープン以来52年間もの間、家族経営をし続けてきた店。こだわりを守りつつ、時代とともに変わるおいしさを求め、常に進化するステーキが味わえます。
創業から使い続けてきたグリルで焼きあげるので、肉のうまみや香りがぐっと染み込み、歴史を感じる味が特徴。ディナーではカラオケやライブが楽しめ、エンターテインメントの場としても人気です。
マホガニーの木をぜいたくに使い、重厚感のある店内が印象的なステーキハウス。トウモロコシで飼育された、甘みと脂肪の詰まった最高級のプライム肉を、上下からオーブンで素早く焼きあげ、香ばしさとうまみをぎゅっと閉じ込めた味は、地元でも大人気です。
ステーキやサイドディッシュに用意される特製ソースは、それぞれの個性を引き出す自慢のものばかりです。
NHL(ナショナルホッケーリーグ)のチーム、アナハイム・ダックスなどで活躍したテーム・セラニ氏が、友人とオープンしたステーキ店。地元産のハーブを使用した特製ソースで仕上げる「Lord Stanley Cut」が店の看板メニューです。
アスリートならではの、ダイナミックかつ繊細に焼きあげられるステーキの数々は、多くのステーキファンがこぞって訪れます。
1920年の古き良きアメリカを思わせる店内が魅力のお店です。この店のおいしさの秘密は、こだわりの熟成法のほか、肉を焼く前にカモの脂を塗ることで、コクと風味を出していること。海にも近いので、新鮮なオイスターメニューにも注目です。
1テーブルにつき2本までワインの持ち込みが無料なので、自分好みのワインと一緒に楽しむのもいいですね。
※本記事は2017年9月時点の情報です
更新日:2025/09/14