タイ・サムイ島のベストシーズン、気候や旅の服装について
タイの南東部に位置する常夏のビーチリゾート、サムイ島。自然が豊かでアクティビティも豊富なので、行くならやっぱりベストシーズンに訪れたいですね。あらかじめその地理や気候などをチェックしておけば、旅行をもっと満喫できるはず。早速チェックしてみましょう。
南北に長いタイの南部に位置するサムイ島は、スラーターニー市内の東の沖合に浮かぶ島です。日本の淡路島ほどの面積を持つサムイ島は、島の約半分を山地が占めています。山地にはローカルの人々が多く暮らしており、観光客が旅行の拠点とするのはビーチ付近のエリアになります。
サムイ島に行くなら、天気や気候も気になるところ。日本とは全く異なる気候帯に属しているため、着ていく洋服や身につけるアイテムも考えておく必要があります。ここではサムイ島の天気や気候だけでなく、最適な服装や用意すべきアイテムについてもご紹介します。
島内の50%以上を占める深い山々の影響もあり、サムイ島の天気は一日を通して変わりやすいのが特徴です。気候は雨季と乾季の二つに大きく分けられます。ただし、5月~11月にかけて訪れる雨季は、日本の梅雨時ほど湿度は高くならず、海風も吹くので快適に過ごせます。
気温は1年中30℃前後と温暖なため、半袖のトップスにショートパンツで十分です。ただし屋内はエアコンで寒いこともあるので、長袖の羽織ものなどを持参すると安心。4~5月は紫外線が特に強くなるので、帽子やサングラス、日焼け止めなどでしっかり紫外線対策をするようにしましょう。
それではサムイ島を観光するのはいつが最適なのでしょうか。スコールと強風モンスーンによる不安定な天気が続く10~1月の本雨季以外は、サムイ島は基本的に天候が安定していて、快適に過ごせます。
日本から観光でサムイ島を訪れるのであればベストシーズンは2月から9月。日本の春休みや夏休みが最適と言えるでしょう。
ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツをメインに楽しみたいなら、波が比較的穏やかな6月がおすすめです。
また7~9月も夕方に1時間ほどスコールに見舞われることはありますが、モンスーンの影響はほとんどないことから、セカンドベストシーズンとされています。
サムイ島には有名なビーチが多数ありますが、エリアによって雰囲気やおすすめの過ごし方などが異なります。
空港からもアクセスしやすく、チャウエンビーチやラマイビーチなどがある東海岸は、滞在先として名高いスポットです。もちろん東海岸のみならず、西海岸のタリン・ンガムや北海岸のボプットビーチも人気の高いビーチとなっています。
どこのビーチを拠点とするかを決めれば、どういう旅行プランにするかが決めやすくなります。訪れる時期の天気や気候も念頭に置きながら、現地でやってみたいことをすべて実現できるようなプランを立てて、サムイ島のビーチをぜひ満喫してくださいね。
※本記事は2017年6月時点の情報です
更新日:2025/05/01