会場はアムステルダム市内を流れる運河だけでなく、個人の住宅や庭、地下鉄のトンネル、ホテルのスイートルーム…たくさんの「コンサートホールではない場所」で開催されます。10日間ほどの期間で開催されるコンサートはなんと150以上!
運河フェスティバルはクラシック音楽の若手音楽家にとって欠かせない年中行事の1つであり、国内外の様々なコンテストで入賞した多くのアーティストもフェスティバルに参加します。
ハイライトとなる水上クラッシックコンサートは、ホテル・ピューリッツァー前のプリンセン運河上で行われます。
無料でチケットもないので、場所取りは早い者勝ち。多くのアムステルダム市民が自前の小舟から拍手や歓声を送り、運河沿いの道路や橋には多くの観光客が詰めかけます。
北ホラント州に位置するオランダの首都、アムステルダム。アムステル川をダムでせき止めたことが街の名前の由来と言われています。
ヨーロッパ屈指の港町であるアムステルダムは、各国の文化が
調和したコスモポリタンな雰囲気が漂う街。観光地としても人気があり、飾り窓の女性たちや、アンネ・フランクの家でも広く知られています。また、自転車道が整備されていて、サイクリングが非常に盛ん。自転車の街としても有名です。
歴史、芸術、景観、あらゆる要素がぎゅっと詰まった街。それがアムステルダムです。
アムステルダムは運河沿いに立ち並ぶ建築群の美しさが有名。年間900万人以上の観光客が訪れています。
その魅力は、17世紀の面影を残す歴史的情緒に現代都市の活気が組み合わさって生まれた、親近感と安らぎのある環境。小ぶりな建物、街路、運河、広場が与える親密性はこの街特有のものです。
アムステルダムはミュージアムの宝庫。街に対するミュージアム密度は世界一を誇り、文化的名所が目白押しです。
なかでもアムステルダム国立美術館やゴッホ美術館は、アムステルダム中央駅から路面電車で10分という好立地!
165本の運河は総長100kmにおよび、800のハウスボートと6800の建物があります。オランダが黄金時代を迎えていた17世紀当時、都市開発プロジェクトとしても先駆的なものであった運河地区。4月30日の女王の日など、アムステルダムの主要なイベントの多くは運河を中心に行われます。
アムステルダムの運河はひときわ美しく、なかでもシンゲル運河に囲まれた環状運河地区は2010年にユネスコ世界遺産に認定されたほど。
クルージングの船から望む美しい景色を楽しむもよし、運河沿いのサイクリングで街の景観を眺めるもよし。運河の楽しみ方は多岐にわたります。
「セイル・アムステルダム」は、5年に一度開催される世界最大の船舶イベントで、訪れる人々は1,500,000人を超えます。
世界各国の船がアムステルダムに集結する様はまさに壮観。
開催時期は2015年8月19日から23日。アムステルダム運河祭りとあわせてお楽しみください。
※2015年4月現在の情報です、現地事情により内容が異なる場合がございますので、ご了承ください