台北101といえば、台湾のランドマークともいえるショッピングモールですが、毎年元旦0時に合わせて、カウントダウン花火を実施して、盛大にニューイヤーのお祝いをしているのをご存知ですか。今回は台北101カウントダウン花火の紹介と、ちょっとおすすめの観光情報についてご紹介していきます。
台湾で新年を迎えよう!台北101のカウントダウン花火って?

台北101(タイペイイーリンイー/タイペイイチマルイチ)って?東アジア最大の超高層ビル:台北101
台北101(タイペイイーリンイー/タイペイイチマルイチ)は全長509.2m(地上382m)、地上101階、地下5階からなります。
台湾ビギナーさんでも、台北101という名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
台北101は、7年の建設期間を経て2004年に世界一の超高層建築物として竣工しました。
現在では、ドバイにあるブルジュ・ハリファに世界一の座を明け渡してしまいましたが、それでも台湾が誇る世界的ランドマークに変わりありません。
台北101といえば、その超高層階から望む絶景展望台は鉄板の観光スポット。地上382mから台北一円を見渡せます。

シンニエン・クアイラーを祝おうカウントダウン花火で迎える新年
台北101では毎年、新年を祝う花火を実施しています。
開催時間は、元旦0時から約3分間(年によって異なります)。台北101を覆い尽くすように、ビル全体から美しい火花が舞い散ります。
最後の火花の輝きが薄れ、夜の闇に交じりきるころ、101の電光掲示板に表示されるHAPPY NU YEARの文字とともに「シンニエン・クアイラー!!(明けましておめでとう!)」という新年を祝う声が巻き起こります。
新年の初まりを、輝く花火と共に迎えると、これから始まる1年に何か良いことが起りそうな気がしてわくわくしてしまいますね。
台北101カウントダウン花火の開始前には、台北市政府前の広場で19時からカウントダウンライブのイベントもあります。
こちらも台湾のゆく年を盛り上げる一大イベントです。

行き当たりばったりは危険!向かう前には十分な準備を忘れずに
前日から台北にいるようであれば目的地の下見・交通機関の確認をしておきましょう。
特に交通機関は当日19時から交通規制が発生します。通路が封鎖される場所などもありますので、自分の利用する移動手段とルートを十分に確認しておきましょう。
なお、当日はタクシーも近づけなくなりますので、基本的に公共交通機関の利用と考えてください。
楽しく花火を見るための注意三ヶ条!
台北101は東アジア1背の高いビルですから、多少離れた場所にいても視界に収めることができます。
しかし目的は花火を美しく観ること!特に近い距離で花火を楽しみたい方は、次の点に注意して場所取りをしましょう。
注意その1方角に気をつけましょう
花火を打ち上げた際に出る煙が風下に流れていきますので、風下で場所取りをしていると肝心な花火を観ることができません。
例年通りであれば北風が吹いていますので、北側、または北東の方向から観るのが良いとされています。しかし天気は生もの。当日の気象条件は必ず確認して、臨機応変に対応できるようにしましょう。注意その221時までには場所取りを完了しておきましょう
ぎりぎりに向かうと、人が多くて場所をとることができません。それどころか、交通規制によって、台北に不慣れな観光客は目的地にたどり着けない・・・といった事もありえます。
17時頃までであれば、かなり台北101に近いところまで行けますし、カウントダウンライブのある台北市政府前の広場で場所を取ることもできるでしょう。最低でも21時を目途に目的の場所に辿りつくようにしましょう。注意その3食べ物・飲み物は用意しておきましょう
21時に現地入りしても約3時間待ち。結構な長丁場です。口 寂しくもなると思いますが、大混雑の現地で飲食物を調達することはまず不可能と思っておきましょう。
そのため、出発する前に最寄りのスーパーやコンビニで仕入れていきましょう。
ただし、トイレも混雑しますので、寒いからといってホットドリクを大量に持ち込むのもご注意を。

例えばこんな手もカウントダウン花火観覧席を用意しているホテルもあり
台北101周辺のホテルでは、カウントダウン花火を観覧できるように、テラスや屋上を開放してくれるサービスを実施して
いるところもあります。
花火は見たいけど、混みあうのは嫌!ホテルに帰る事が出来るか心配・・・など興味はあるけど外には出たくないという
方に最適です。
⇒台北101周辺のホテルを探す
エンジョイ台湾!台湾の楽しみ方
台湾の楽しみ方 お食事編
朝食付きのホテルじゃないならチャンス!台湾での朝ごはん
ホテルの朝食も美味しいけれど、もしも朝食無しプランなら、 早起きして朝から外食してしまいましょう。台湾の人々は朝ごはんも外食文化。ホテルの宿泊者向け朝ごはんやコンビニ購入では味わうことができません。
一度行ってみてもらいたいのは「阜杭豆漿(フーハンドウジャン)」
豆漿(塩気のある豆乳のようなスープ)とパン(焼き餅の卵サンドや揚げパンなど様々あります)を買って、台北ッコに混ざって朝食を取ってみましょう。台北の朝の顔が見られるはずです。旅のお供として、お土産としてパイナップルケーキ
台湾のパイナップルケーキは絶品です。パイナップルケーキ専門店や、有名ホテルなど様々な場所で自慢のパイナップルケーキを販売しています。
空港のお土産コーナーでしか買ったことがないという方は一度、台北が誇るパイナップルケーキ屋さんで食べ比べしてみるのをお勧めします。
酸っぱめ、甘めなど店によって味付けが違うので、きっと自分の好みに合ったものが見つかります。美味しい小龍包屋さんは一つじゃない!やっぱり小籠包は食べておきたい
台湾の美味しい食べ物といえば、小籠包を上げる方も多いでしょう。
日本にも店舗を持つ、鼎泰豊(ディンタイフォン)・京鼎樓(ジンディンロウ)をはじめ、現地に行ったからこそ寄りたい店舗や、日本であまり見ることはない種類のカニミソ入りや烏龍茶入りなどの小籠包もあり、バリエーションも豊富です。小籠包は台北でもポピュラーな食べ物。屋台から専門店まで多くありますので普段日本で食べられない種類のものを食べてみるのも、おもしろいですね。
台湾の楽しみ方 観光編
女子だけなら女子旅らしく!女子旅ならみんな幸せになれる
女性だけの旅なら美容・ショッピング・グルメのフルコースで台湾を楽しみたいところ。台北は台湾の中心地。すべてを網羅して満喫することも難しくありません。ガイドブックを1冊購入すれば、台北の地図が載っているものも多いので、事前に観光コースを設定しておくのが良いでしょう。
台北の事は全くわからないからそれも不安・・・という方にはエアトリお勧め、女子旅モデルコースがありますので、ぜひ参考にしてください。今人気のレイクリゾート家族旅ならのんびり過ごすのもあり
家族旅行でのんびり過ごしたい、台北観光は何度か経験した、という方には、台湾で今人気のレイクリゾート日月譚をお勧めします。台北からは約2時間半。日帰りで行くよりも宿泊がお勧めです。台湾八景に指定されるその景観は必見。
2014年に日本でも公開された台湾映画『南風』のロケ地にもなっています。オールシーズン可能台湾はサーフィンも有名
海が好きで、ちょっと変わった台湾旅行にしたいという方にはこちら。オールシーズンOKな南台湾のサーフスポット墾丁でサーフィンはいかがでしょうか。台湾のサーフスポットはいくつかありますが、墾丁は年間通して水温が24℃前後、人気のサーフスポットでビギナーからエキスパートまで楽しめます。

共存する都 台北台北101に行けば台湾が見えてくる
台北101がある信義新都心は台湾の中でも発展が進むエリアです。行政やビジネスの中心がここに集結しています。
一方で、台北101の展望台から観る風景は、緑生い茂る山々、台湾を囲む海も視界に入れることができます。
日本では見ることができない、都会と自然の共存された景色を堪能してください。
台湾にはその他にも、多くの観光名所があります。台湾特集ページからチェックしてみてください。もちろん台北101情報もありますよ。
⇒台湾旅行特集ページはこちら
※2015年8月現在の情報です、現地事情により内容が異なる場合がございますので、ご了承ください