タイは日本から6時間ほどで辿りつける常夏の「ほほえみの国」。
朗らかな国民性と、世界遺産、美味しいタイ料理など、リピーターが増加中なこともうなずける国です。
そんなタイ・バンコクで行われている「象のポロ」にスポットを当てて、より深いタイの魅力に迫ります。
ユーモラス?いえいえ頭脳とコミュニケーションのバトルです息を合わせて象を駆る、おおらかなポロ・トーナメント
本場のポロ・プレイヤーも馬から象に乗り換えて続々参加愛嬌ある象との触れ合いを楽しむポロ
2001年よりスタートしたキングスカップ・エレファント・ポロ。今では世界各国から名だたるプレイヤーがバンコクへ集まり、象のポロ・トーナメントを戦っています。
ポロはあまり日本では馴染みが無いスポーツですが、起源はイギリスに。歴史ある紳士のスポーツとしてその格式が知られています。
タイでキングスカップ・エレファント・ポロが開催されるようになったのは、国民に親しまれ愛されている象の生活環境を向上させる目的もあります。農業でも活用される象はタイ国民の生活にも深く根付いており、その保護や支援活動のために述べ約9千万円にも及ぶ寄付を集めています。
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伝統衣装をまとった華麗な女性たちのオープニングセレモニー
キングスカップ・エレファント・ポロが開催されるピッチ上では、華麗な衣装の女性たちによるオープニングセレモニーが開催され、試合前の気持ちを一層高めてくれます。美しい花びらを撒き、浄化と祝福を感じられそう。
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海外から有名ゲストも参加、グローバルな交流と触れ合いが楽しめる
本国イギリスからのポロプレイヤーが招かれる他、昨年大会ではニュージーランドからラグビーの名門「オールブラックス」が参加し、ピッチ上で士気を高めるアボリジニの踊り「ハカ」を披露。象とも触れ合い、世界の文化にも親しめる希少な機会です。
タイの仏教徒と象の関わり
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国民の90%以上が仏教徒
「上座部仏教」が信仰されているタイ。インドから南方を経由して伝わった仏教で、出家・悟りに重きを置く分、日本よりも厳しい戒律がある。
※日本に伝わるのは北方経由の「大乗仏教」 -
かつてタイの国旗にも描かれていた白象
仏陀の母が象の夢を見て懐妊した由来からも神聖視されている象。宗教絵画や壁画にも、象に乗った菩薩様などが描かれ、信仰対象としての象を町中で垣間見ることが出来る。
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複雑に混ざり合うヒンドゥー教
こちら一風変わった象は、ヒンドゥー教のガネーシャを現わしているもの。タイ仏教にはヒンドゥーの教えが多く含まれているため、仏教寺院でこのようなものを見かけることもままある。
青い空、青い海、浜辺もダイビングもめいいっぱい楽しみたいタイへ行くなら、ビーチリゾートは外せない!
タイを代表するリゾート地にはたくさんのビーチがプーケット
バンコクから南西側にあるとても穏やかなプーケットの海。アンダマン海の真珠とも称されるその美しさから、各国の観光客に人気です。
プーケットはもちろん熱帯の島!30度を超える暑さで海に飛び込みたくなること間違いなし。
ただ、意外と島の面積の多くを森林が占めるため、森でのアクティビティも充実しています。
プーケットの海を満喫したら、森で象に乗るのもありかも!
タイのビーチをピックアップ!
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パトンビーチ
プーケットを代表するパトンビーチは、ながーい砂浜がポイント。波打ち際でこどもも遊べる、穏やかでのんびりとしたビーチです。周囲にはカフェやショッピングスポットも充実しています!
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カタビーチ
カタヤイビーチと、カタノイビーチに分かれていて、総称がカタビーチと呼ばれています。プーケット島の南端近くにあるカタビーチは、ダイビングやスノーケルを楽しめるサンゴ礁が見どころ。
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ピピ島
ビーチ上級者に是非おすすめしたいのが、ここピピ島。映画「ザ・ビーチ」のロケ地にもなった独特の独立した秘密の場所のような風景は、旅の思い出に強く残ること間違いなし。
PICK UP!美しさを極めたいなら、必見
タイで第三の性別といわれているニューハーフの麗しい女性たち。現地では「カトゥーイ(ガトゥーイ)」と呼ばれる彼女たちは、テレビのショーや、街のナイトショーでお目にかかることが出来ます。毎年開催されるコンテストでは夢の様な美女の競演が繰り広げられ、中にはあまりの美しさに写真集が発売される人も。街のエステサロンやネイルショップでお勤めの方も多いので、美容の秘訣を訊いてみるのも旅の思い出のひとつになりそうです。
※2015年7月現在の情報です、現地事情により内容が異なる場合がございますので、ご了承ください