モータースポーツの最高峰であるF1グランプリ。
その中でも毎年モナコで開催される「モナコグランプリ」は、世界三大レースとも称されています。
要注目のこのレースが行われる、モナコの魅力をご紹介!
グランプリ屈指の難コース市街地での迫力のレースを堪能!
ここに注目① 「モナコグランプリ」は、国を挙げての一大観光イベント
1929年に第一回大会が開催された「モナコグランプリ」は、ル・マン24時間耐久レース・インディー500と並び世界三大レースと称されていて、F1グランプリのシリーズ中で注目のレースの一つです。
レース開催時には約20万人の観客が国を訪れ、モナコの王室なども協力する国家的な一大イベントとなっており、モナコの象徴とも言われている伝統のレースでもあります。
※ニース・コートダジュール国際空港からヘリまたは陸路で入国。
ここに注目② 難コースを制したドライバーは、モナコマイスターと称賛される
モナコの公道を閉鎖して造られるモンテカルロ市街地コースで行われるこのレースは、一般道を使用するためコースの幅も狭く、至るところにガードレールも設置されているため、F1グランプリの中でも屈指の難コースとなっています。
レースに出場するドライバーのテクニックと精神力がより問われるコースであり、モナコグランプリを制した者はモナコマイスターの称号を獲得し、世界中のモーターファンの称賛を受けることとなるのです。
※ニース・コートダジュール国際空港からヘリまたは陸路で入国。
PICK UP ! 空港のないモナコへのアクセスはどうすればいい?
モナコには空港がないので、ニース空港経由でヘリまたは陸路(バス・タクシー)での入国となります。
ヘリでの移動が約7分ほどで最も早く、一番リーズナブルなバスは約50分ほどです。ミラノやパリからのTGVもあります(約5〜6時間ほど)。
移動手段によって楽しめる風景も違ってくるので、旅程を決める際に一考してみては?
世界中のセレブリティ達が集うモナコの魅力をご紹介!
モナコの基本情報 世界で2番目に小さな国は高級リゾート地としても名高い
モナコは地中海に面しており、南フランスのイタリア国境に近い場所に位置しています。気候は一年を通して温暖であり、年間300日以上の晴天日があると言われ、晴天の恵みを受けた世界有数の高級リゾート地としても有名です。
モナコは4つの地区に分かれていて、その中でもカジノや高級ホテルなどがあるモンテカルロ区は、世界のセレブ達も集う人気の高いエリアとなっています。
また、60人に対して1人の警察官が配置されているなど、世界で最も安全な国の一つです。
日本との時差は-8時間。モナコ国内に空港はないので、ヨーロッパの都市で乗り継ぎ(フランス・ニース空港など)での入国となります。
※ニース・コートダジュール国際空港からヘリまたは陸路で入国。
モナコの見どころ紹介
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大公宮殿
モナコ旧市街にあり、13世紀にジェノバ人が築いた要塞跡に建てられたモナコ大公の宮殿。見学も可能で、大公家の美術品などが展示されており、その一部は改装されて歴史博物館となっています。
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海洋博物館・水族館
1910年に海洋学者でもあった大公アルベール1世によって建てられたこの博物館・水族館は、旧市街の南端に位置しています。様々な展示物だけでなく、建造物としての壮麗さや眺望も見どころの一つです。
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モナコ大聖堂
1875年建設の大聖堂。大公家の行事が執り行われる場所であり、1956年にはレニエ3世と女優グレース・ケリーの結婚式が行われたことでも知られています。歴代の大公の墓石もありグレース妃もここに眠っています。
PICK UP ! ギャンブルをしなくても、グランカジノは一見の価値あり!
モナコといえばF1やリゾートだけでなく、カジノがある場所としても有名であり、世界の大富豪達もカジノでの娯楽を楽しむためにこの地を訪れています。
中でも「グランカジノ」はモナコ最大のカジノで、外観はもちろん(特に夜のライトアップは素晴らしい!)、映画のワンシーンに出てくるような豪華な内装も一見の価値ありです。
「ギャンブルはちょっと...」という方も、モナコ観光の際にはぜひ立ち寄ってほしいスポットの一つです。見ないとギャンブルをしていなくても損しちゃうかも!?
※2015年3月現在の情報です、現地事情により内容が異なる場合がございますので、ご了承ください