バンコクでは川沿いが観光の新定番! おしゃれスポットのまとめ
バンコク市内も流れるチャオプラヤー川は、タイを代表する大河。リバークルーズしながら観光名所をめぐったり、ディナークルーズですばらしい夜景を見ながら食事を楽しんだりしてみませんか。他にも川沿いの絶景ホテルやレストランへ足を運んで、100万ドルと称される夜景を堪能するのもおすすめです。
「チャオプラヤー川」は、タイ国内を南北に流れる大きな河川です。古くからタイの物流の大動脈として、現在でも水上交通として多くの人々に利用されています。特にバンコクでは多くの観光船が運航され、川沿いには船の停車場が各所にあり、重要な観光の足となっています。
かつては、タイ語で「川」を意味する「メナム」が川の名称と勘違いされ、外国人には「メナム川」が一般的な呼称だった時代があります。日本では平成10年以降、学校教育で使われるような地図帳からは「メナム川」という表記は無くなりましたが、昭和のころに覚えた人とは今でも世代間ギャップがあるようです。
チャオプラヤー川を運航するボートは、実はバンコク観光ではとても優れた交通手段です。タクシーやトゥクトゥクよりも安く、しかも行きにくい観光名所までめぐってくれます。
船着場は川沿いの各所にありますが、BTSサパーンタクシン駅そばの「サトーン船着場(Sathon Pier)」からの乗船が分かりやすくておすすめです。
チャオプラヤーエクスプレスやチャオプラヤーツーリストは、特に観光には便利。ボートの種類などにもよって異なりますが、乗船券はチケット売り場でも船内でも購入可能です。
日本のバスと同じように各船着場がアナウンスされるシステムですので、あらかじめ船内係員に目的地を告げて、目的の船着場で下船させてもらうようにしましょう。
王宮や隣接する守護寺でワット・プラケーオは、バンコク観光に欠かせないスポットです。最寄りの船着場は「マハラーッ・ピアー(Maharaj Pier)」、下船し徒歩数分で到着できます。黄金の仏塔や宮殿などは、船上からの眺めも格別です。
ワット・ポーやワット・アルンも見逃せません。特にワット・アルンのライトアップは必見ですので、その時間に合わせて乗船してみてはいかがでしょう。
バンコクでは日が暮れると、ワット・アルンをはじめとする多くの歴史的建造物や橋がライトアップされます。この夜景は100万ドルと称され、存分に楽しむならディナークルーズで船上から眺めるのが一番です。
多くが屋根付きの客船で、天気に左右されないのがうれしいポイント。ビュッフェスタイルのディナーはもちろん、タイ舞踏ショー、バンドによる生演奏なども楽しめます。絶好の夜景スポットはしっかり教えてくれるので、写真撮影も忘れずに!
数あるリバーサイドホテルの中でも、抜群のリバービューを誇るのが「シャングリ・ラ ホテル バンコク」です。客室はもちろんプールサイドからも川を見渡せ、日没後のバンコクの眺めも抜群です。サトーン船着場と近接しているため、船の利用にも最適な宿泊先となるでしょう。
「ザ・デッキ」は、ホテル「アルン レジデンス」内に併設されたレストランです。川越しにワット・アルンがのぞめ、窓側のテラス席や屋内窓席からは日中も夕暮れ以降の夜景も楽しめるでしょう。
ホテル宿泊者以外でも利用できるので、タイ料理にカフェスイーツや各種ドリンクなど、川の流れを楽しみにランチを予約してみてはいかがでしょう。
※本記事は2017年6月時点の情報です
更新日:2025/05/04