バンコクから近いビーチリゾート・サメット島! アクセス方法とおすすめスポット
バンコク旅行ではサメット島にも行ってみましょう。パタヤから約90km南下したところにあり、日帰りも可能なビーチリゾートです。白砂と青い海が美しい、サメット島の見どころとアクセス方法をご紹介します。
タイのリゾートといえば、プーケット島やサムイ島、パタヤなどが代表的。定番のリゾートよりもそれほど知られていないリゾートに訪れてみたいなら、「サメット島」がおすすめです。
サメット島は、タイ本土から7km弱のところに浮かぶ、ラヨーン県に属した離島です。美しい海と地産食材を使ったおいしい食事、そしてゆったりとした時間が流れるサメット島は、タイの人々にも人気のスポットです。
タイ旅行をする場合、バンコクを拠点にする人が少なくないはず。バンコクからサメット島には、車や船を乗り継げば3時間半~4時間程度でアクセスできるので、日帰りで観光することも可能です。
バンコク市内からサメット島までのアクセス方法もさまざま。旅行の日程や予算に合わせて自分に合ったものを選びましょう。
荷物が多い、自分の都合で動きたいときにもっとも便利なのがタクシー。基本的に4人乗りのものが多く、料金は2,000~2,500バーツ、所要時間は約3時間です。
長距離移動になるため、メーター制で行くことはほぼなく、運賃は交渉制と覚えておきましょう。
もっとも簡単なアクセスはミニバスです。ツアー会社に申し込んで、申し込んだ時間帯に集合場所へ行くだけで済むのが魅力です。
市内のカオサンロード周辺からの乗車が一般的で、料金は1人あたり300~500バーツほど。所要時間は約3時間です。
移動中もカラダが楽なのが、チャーター車の利用です。4人乗りのものが多く、運賃は2,900バーツ程度から。複数人での利用であれば割安です。
料金は交渉制のものが多いので要注意。事前に料金に高速代とガソリン代が含まれているか否かなど、運転手に確認しておくと安心です。
最も安いのが路線バス。地下鉄BTSエカマイ駅近くにある東バスターミナルから、バンペー港への直行バスも運行しています。一等エアコンを利用しても200バーツ以内で収まります。ただし停留所に立ち寄ることもあり、時間がかかるのがネック。バスを利用する場合は、バンペー港からの移動も考慮して時間に余裕を持って移動しましょう。
バスはバンペー港までなので、そこからサメット島へは船で向かいます。スピードボートを利用すれば10分程度で到着、フェリーは30分程度です。
チケットは船乗り場で購入できます。行き先のビーチによって値段は変動しますが、フェリーなら50~100バーツくらいと覚えておきましょう。
サメット島は小さな島ですが、ビーチは複数あり、特色もさまざま。各ビーチ間を徒歩で移動できるのも魅力です。
サメット島で最大、最も観光者が集まるのが「サイケオビーチ(Sai Kaew Beach)」。ここはマリンスポーツの中心地として知られており、バナナボートやウオータースキー、カヤック、ウィンドサーフィンなどアクティブに過ごしたい人々の姿も見られます。ナイトライフが充実しているのも特徴です。
島の中心部にあたる「サイケオビーチ」の南側、ソンテウに乗れば約10分でアクセスできる「アオパイビーチ(Ao Phai Beach)」。サイケーオほど人が多くなく、レストランもあるので一日中のんびり過ごせます。
島内で2番目ににぎやかなのが「アオ・ウォンドゥアンビーチ(Ao Wong Duan Beach)」。島の東側に位置しています。
300m程度のビーチにはたくさんのレストラン、ショップ、ゲストハウスなどが立ち並ぶほか、マリンスポーツも楽しめます。ソンテウも多く、移動にも困りません。
島の西側、半島に囲まれた入り江になっている「アオプラオビーチ(Ao Prao Beach)」はその静かな雰囲気が人気です。
穏やかで泳ぎやすい小さなビーチは透明度も良く、海水浴、シュノーケリング、マリンスポーツにも向いています。
サメット島内は歩いて散策できる規模ですが、ソンテウやレンタバイクで移動するのも旅行気分を楽しむひとつの手。日程や予算に合わせて、島の交通機関を利用してみましょう。
サメット島のソンテウ(乗り合いバス)は、トラックの荷台に乗るため屋根無しです。また1台を貸し切ることになるため、料金も割高感は否めません。しかし、のんびり潮風を感じながらバスに揺られるのは、なかなか風情がありますよ。
自分の足で移動したい人におすすめなのが、レンタバイク。ソンテウより割安です。ただし、島内は道路が整備されていないのでそれなりの運転技術は必要。事故やケガのリスクを考えたうえで利用しましょう。利用する際は、国際免許証の携行をお忘れなく。
旅行の楽しみのひとつといえば食事。サメット島の自然を満喫しながら、ゆっくり食事を堪能しましょう。
サメット島でぜひ味わってほしいのがシーフード。「バーン・プロイ・サメット・レストラン」は新鮮な魚介料理に加えて、温かなサービスも人気。海も望めるロケーションです。ファイヤーダンスが有名なレストランとしても知られています。
島内に複数店舗をもつ「Perfect Dough」は本格派ピッツェリア。ナダン港から国立公園ゲートに向かう道中にある店舗が利用しやすく便利。熱々のピザのおいしさは、口コミでも評判です。タイ料理にちょっと飽きたと思ったらぜひ立ち寄ってみましょう。
サメット島で最もにぎわう「サイケオビーチ」の近くにある「Ploy Talay Restaurant」。開放的な空間でシーフードのBBQやタイ料理が味わえます。ファイヤーショーもお店の名物。ショーを見ながら食事を楽しみたい方におすすめです。
※本記事は2017年11月時点の情報です
更新日:2025/05/01