バンコク・パタヤ間の移動手段とメリット・デメリット
首都バンコクと、リゾート地のパタヤ。タイ随一の大都会と、そこから最も近いリゾート地の間は、交通手段もたくさん用意されています。バンコクに泊まりつつ、日帰りでパタヤにも足を伸ばしたい方が参考にしやすい、バス・鉄道・タクシーの各手段のメリットとデメリットをチェックして、効率的にリゾートを満喫しましょう。
バンコクから最も近いビーチリゾート、パタヤ。ベトナム戦争時のアメリカ兵のための休養や娯楽地としてリゾート開発が進み、現在では国内外からたくさんの人が訪れる一大リゾート都市となっています。整備されたパタヤ・ビーチでは、マリンスポーツなどのアクティビティーも盛んです。
パタヤはバンコクから150kmほど離れていますが、交通手段が整備され日帰り旅行も十分可能です。バンコクに旅行する際は、パタヤにも訪れてみてはいかがでしょうか?
バンコク~パタヤ間の料金は、片道108バーツ(約370円)。所要時間は2時間~2時間半です。(※交通事情によって多少変動します)
バンコクから乗る場合、複数のバスターミナルが使えます。もっとも使いやすいのが、BTSエカマイ駅近くにある東バスターミナル。エアコンバスが朝5時から夜23時ごろまで、30~40分間隔で運行しています。北バスターミナルも運行間隔は同じですが、最寄り駅のBTSモーチット駅からは遠いので注意しましょう。
パタヤから乗る場合は、パタヤ・ヌア通りにあるバスターミナルを利用します。スワンナプーム国際空港行きバスも利用できます。
バスを利用する最大のメリットは、早朝から深夜まで数多く運行しているので、都合に合わせて移動でき、観光スケジュールの調整がしやすくなるという点です。所要時間も短いので、バンコクから日帰りでパタヤを訪れることも可能です。乗り心地も快適で、料金が安いことも魅力的です。
時刻表が時期や乗客数によっても随時変動して、あまり時間に正確とは言えない点です。時間ぎりぎりではなく、ある程度余裕を持った行動が必要になります。
鉄道は1日1往復。所要時間は3時間以上かかりますが、一番安い席の運賃は31バーツ(約105円)と格安です。
6:55 バンコク発
10:34 パタヤ着
14:21 パタヤ発
18:15 バンコク着
バンコクとパタヤ間の交通手段の中で、最も時間に正確という点です。
運行数が1日1便と少なく、休日は運行していないことから、スケジュールを思い通りに組むことが難しい場合があることでしょう。
帰りもパタヤを午後2時過ぎに出るため、パタヤでの滞在時間をあまり長く取れないのもデメリットのひとつ。乗り遅れてしまった場合は、他の手段を選ぶ以外にも、パタヤでホテルを探してしまうのもおすすめです。
バンコクのタクシーの多くはメーター制ですが、一部に事前交渉制のタクシーもあります。外国人にはかなり高い金額を言われることがあるので、交渉に不安がある場合はメーター制のタクシーを選ぶと良いでしょう。
所要時間はバス同様、2時間~2時間半とみておきましょう。(※交通事情によって多少変動します)
好きな時間に移動ができるので、時間の制約を受けません。わざわざバスターミナルや駅に行く必要もなく、好きな場所で乗り降りできるうえ、ホテルから乗れば時間ロスも少ないでしょう。
料金の相場は1,500バーツ(約5,160円)と、他の交通手段に比べて高いことがデメリット。大人数での利用にはおすすめですが、一人旅ではちょっとした出費となってしまうでしょう。
※本記事は2017年1月時点の情報です
更新日:2025/05/04