バンコクでムエタイ観戦&体験! 伝統の国技に触れてみよう
バンコクでも、タイの国技ムエタイが楽しめます。市内のメジャーなスタジアムと言えば、ルンピニとラチャダムヌーンの2つ。観光で訪れたついでにジム体験するのもおすすめ、旅行者が気軽に飛び込み参加できるジムもあります。本格的なボクササイズも良いですし、グッズ購入で気分を盛り上げるのも楽しいですよ。
タイの国技「ムエタイ」は、13世紀の王朝スコータイ時代から実戦型の格闘技として軍隊でも取り入れられていた歴史あるスポーツです。立ち技の世界最強格闘技ともいわれていて、激しいキックやパンチが繰り広げられる試合は、迫力満点で思わず手に汗握るほど!
試合前に両選手によって披露される「ワイクルー」というパフォーマンスや試合中に奏でられるタイ民族音楽も気分を盛り上げます。
ムエタイの迫力を味わうには、スタジアムで観戦するのが一番です。バンコクでは「ルンピニ」と「ラチャダムヌーン」がスタジアムの二大聖地として知られています。毎日どちらかのスタジアムで試合が行われており、多くの地元民や観光客が訪れる人気スポットです。
タイ陸軍が運営するスタジアムが「ルンピニ ムエタイ スタジアム」です。ドンムアン空港の近くにあるロイヤル・タイ・アーミー・スポーツセンターの中にあります。リングサイド、2階席、3階席、立ち見席と座席によって値段が違います。
チケット売り場には日本語が話せるガイドもいるので、チケットの種類や対戦内容などを教えてもらいましょう。スタジアム内には食堂やカフェもあり、試合の前後に食事ができます。ムエタイのパンツやロゴ入りTシャツなどさまざまなグッズが買えるショップも人気です。
元々は王室の管理下にあり、現在では民間会社が運営しているのが「ラチャダムヌーン ムエタイ スタジアム」です。歴史ある古い町並みの中にたたずむ、地元の人々に愛されるスタジアムです。
場内は年中エアコンが効いていて、観戦にエキサイトしても快適に過ごせます。施設内には食堂がないので、事前に周辺の屋台で食事を済ませておくか、売店などで食べ物を買って持ち込むことをおすすめします。試合後には選手と記念撮影もできます。
ムエタイの魅力にハマったら、次は実際にムエタイ体験をしてみましょう。バンコクにはムエタイグッズが購入できるショップや、気軽に1日ムエタイ体験ができるジムが数多くあります。
タイ語が書かれたムエタイのパンツやグローブなどのグッズは、タイ土産としても最適です。スタジアムのグッズ売り場ではもちろん、バンコクの街中で開かれているナイトマーケットでも手に入れることができます。選手たちが試合前に頭に巻いている輪「モンコン」を身に付ければ、気分はムエタイ選手です!
実際にムエタイを体験してみたい! という人におすすめなのが、「バンコク・イングラム ムエタイジム」です。日本人が経営していることから、日本からの観光客も数多く訪れています。スクンビットのトンローエリアにあり、アクセスも抜群です。
予約なしの飛び込みでも体験が可能なので、旅行のすき間時間に気軽にムエタイ体験ができます。最近は女性の体験希望者も多く、女性用の更衣室やシャワールームが完備されているのもうれしいポイントです。ストレス解消やダイエット目的にも、ぜひタイ式ボクササイズを体験してみてはいかがでしょうか。
※本記事は2017年6月時点の情報です
更新日:2025/05/01