カナダへの飛行時間はどれくらい? 日本から直行便のある都市まとめ
日本からカナダへの飛行時間は、目的地によって大きく異なります。バンクーバー、カルガリー、トロントへは直行便が運航されていますが、直行便にこだわらなければ他の航空会社が乗継便を数多く就航。さまざまなルートでカナダへの渡航が可能です。曜日やシーズンによってフライト・スケジュールは大きく異なるため、時間や予算に合わせて旅の計画をしましょう。
カナダ西海岸の都市バンクーバーへは、東京(成田・羽田)からおよそ9時間のフライトです。日本からの直行便としてはもっとも便数が多く、エア・カナダの他、全日空や日本航空、アメリカン航空(共同運航を含む)などが運航しています。
エア・カナダ ルージュが関空からの直行便を毎日運航。エア・カナダ ルージュはカナダのフラッグキャリアであるエア・カナダが設立したレジャー航空会社で、関空とバンクーバー間を約9時間30分で結んでいます。
西部アルバータ州の州都カルガリーへは、成田からエア・カナダと全日空の共同運航便が就航しています。
カナダ最大の都市トロントへは、東京(成田・羽田)からエア・カナダと全日空の共同運航便が就航しており、およそ12時間のフライトになります。
2018年6月より、東部ケベック州最大の都市モントリオールへの直行便が就航予定です。運航はエア・カナダ、夏季は毎日、冬季は週3便の通年運航となります。
年間を通じて利用客が多いバンクーバー、カルガリー、トロントにある国際空港は「カナダの3大空港」です。いずれも空港設備やサービス、市内へのアクセス手段が整っており、商業施設や飲食店、通信環境も充実しています。
カナダでは2番目に大きい国際空港で、日本との時差は17時間(サマーターム中は16時間)です。西海岸という地理的条件からアジア方面の発着便が多く、充実した設備や質の高いサービスで国際的にも高い評価を受けています。
日本食やアジア系の飲食店が充実している他、免税店をはじめカナダ特産品やグッズのお土産店もバンクーバー空港ならではの品揃えです。
バンクーバー空港と並ぶカナダ西部の拠点空港で、日本との時差は16時間(サマータイム中は15時間)になります。
2016年に国際線ターミナルの拡張工事が終わり、設備もサービスも大幅にグレードアップしました。自動チェックイン機の拡充で搭乗がよりスムーズになった他、レストラン・エリアのリニューアル、アート作品の展示など、乗り継ぎ時間に余裕がある場合は、軽食をとったりアート作品を見たりして空港ステイを楽しむのもいいですね。
オンタリオ州トロント郊外にあるカナダ最大の国際空港で、エア・カナダが本拠を置くハブ空港でもあります。
日本との時差は14時間(サマータイム中は13時間)で、各種商業施設や空港サービス、無料Wi-Fiの他に、フィットネス・ジムも備えた空港です。鉄道駅や駐車場およびターミナル間は、LINKと呼ばれる無料の連絡電車で移動することができます。
カナダへのフライトは直行便に限らず、アメリカ系の航空会社を使い他の都市を経由する「乗り継ぎ便」でのアクセスも可能です。
直行便が運航されている都市以外が目的地ならば、アメリカ西海岸の都市、シアトルやポートランド、ロサンゼルスなどを経由する方法がおすすめです。カナダ国内で乗り継ぐよりも選択肢が多く、飛行時間も短くできる場合があるため目的地や日程なども考慮し、ルートを検討しましょう。
※本記事は2017年10月時点の情報です
更新日:2025/05/01