カナダの大自然で楽しむスキー! 初心者から上級者まで
カナダのスキー場は上質なパウダースノーで、国内外からスキーやスノーボードを目的に多くの観光客が訪れます。北米最大規模のウィスラー・ブラッコムスキー場やブルーマウンテンリゾートなど、宿泊施設やレストランを完備した大型施設も多数あります。
カナダは2010年冬季オリンピック会場にも選ばれたウインタースポーツ天国。広大な国土に点在する各スキー場は大スケールで、各施設には多様なコースを備えています。
ベストシーズンは地域により異なりますが、標高の高い山が集中するカナダ西側では11月~3月までがベストシーズンです。春スキーの場合、5月頃までは滑ることができます。
カナダの雪はほどよい含水量があり、軽すぎず重すぎないプレミアムなパウダースノーとして各国のスキーヤーから評価されています。各施設も広大な敷地があるため、新雪の上を滑るチャンスも多く、雪質の違いによる滑り心地を楽しんだりできるのもカナダスキーの魅力といえるでしょう。
カナダのスキー場では、山頂までヘリコプターで移動し、一気に下まで滑り降りるという迫力満点のコースもあります。初心者には専用のコースを備えた施設も多くあるため、スキーの腕前によって目当てのコースを検討しておきましょう。
標高差1,530mのウィスラーと1,609mのブラッコムの、2つの山で形成される北米最大級のスキー場です。最長で11km以上にもなるものも含め約200のコースがあり、日本のスキー場のよりはるかに大きなスケールを誇ります。
レッスンプログラムや1,500m以上の標高差を生かしたヘリスキーなどの用意があり、初心者から上級者までスキーを楽しむことができます。
敷地は非常に広く迷子になる可能性があるため、同伴者がいる場合は、あらかじめ集合場所を決めておくと安心でしょう。また、山の麓にはリゾート拠点として「ウィスラー・ビレッジ」があり、ホテルにレストラン、カフェ、お土産店などがそろいます。
ナイアガラ断崖に位置する、オンタリオ州最大のリゾート施設です。幅広で初心者でも滑りやすいコースと、標高差を大きく設定した上級コースなどがあります。
敷地内には子どもが遊べるスノーチューブパークのほか、ホテルやロッジ、レストランなども充実しており、家族連れにも人気のリゾートです。
カナダのスキー場では、シーズン中マイナス15度程になることも多々あり、しっかりした防寒対策が必要です。日本でウインタースポーツをする際に準備する服装や防寒グッズは必ず持参するか、現地で手配しておきましょう。
金属製フレームのサングラスなどは、触れ続けていると凍傷を引き起こす可能性があり、使用しないほうがよいでしょう。
また低気温時にパウダー性の雪を浴びると、寒さにより痛みなどの刺激を受けることもあるため、顔をおおえる長さのネックウォーマーやフェイスマスクなどがあると便利です。
スキー場では山全体でコースを設定している施設も多く、コースと自然の境目が分かりにくい場合があります。遭難やケガなどの事故を防ぐため、入場禁止エリアへの立ち入りは避けましょう。
そのほか、日本では一般的なナイター営業を行っていない施設もあるため、あらかじめ確認しておきましょう。
※本記事は2017年10月時点の情報です
更新日:2025/05/01