カナダ・ウィスラーは世界一のスキー場!? 人気のスポットとアクセス方法
カナダのウィスラーは、世界有数のスキーリゾートとして知られ、2010年に開催されたバンクーバーオリンピックではスキー会場として多くの人々の注目を集めました。スキーヤー、スノーボーダーの聖地であることはもちろんですが、大自然の中で行うカヌーやラフティングなど、1年を通してさまざまなアクティビティができると人気です。
ウィスラーのスキー場は、ウィスラー山とブラッコム山という2つの山からなります。
この2つの山がリフト券ひとつで滑り放題。初めて訪れる方は、その巨大な規模とこのエリア特有のパウダースノーにきっと驚くことでしょう。
また、規模だけではなく、アクティビティの充実度も申し分なく、その施設の素晴らしさは世界一だという呼び声が高い場所です。
ウィスラーのスキー場には、ゲレンデが上級者向けに2カ所、中級者向けに50カ所、初心者向けに20カ所あり、なんと200を超えるコースが存在しています。レベルに応じて多彩なコースがあるため、何度行っても飽きません。
ウィスラー山は1,530m、ブラッコム山は1,609mの標高差を誇ります。
最も長い滑走距離は11km。雄大な景色を眺めながら滑走することができます。日本にはここまで長いコースは存在していません。
ウィスラーのスキー場の総滑走面積は3,307ヘクタールと、規模がケタ違い。山のほぼ全面を滑ることができる、といっても過言ではありません。
ちなみにウィスラー山とブラッコム山はゴンドラで10分程度と、簡単に行き来できるのも魅力です。
リフトではアクセスできないような氷河や林間エリアなどへ、ヘリで行くことができます。所要時間は3時間程度。雪質は極上です。
以前は上級者しか体験できませんでしたが、現在は中級者でも楽しむことができるようになりました。
ウィスラービレッジ内には、カジュアルなお店から高級店まで100を超えるレストランが集結。海の幸と山の幸に恵まれているエリアなため、新鮮な食材を使用した料理をいただくことができます。
ウィスラーは一大リゾートであるため、ホテルの数ももちろん充実しています。
ウィスラーでは、冬のスキーやスノボ以外にも、さまざまなアクティビティで大自然の魅力を感じることができます。特におすすめのスポットとアクティビティをご紹介します。
ウィスラーの東一帯に広がるガリバルディ州立公園内に位置し、山々に囲まれている湖はターコイズブルーをしており、美しい眺めが堪能できます。ここを目指すハイキングやトレイルが人気です。
レインボーマウンテンの西側に位置する、ヘリコプターで高山地帯まで飛行し、ビバリーレイク周辺をハイキングするコースです。
高山植物を眺めながらの散策を楽しむことができます。ウィスラーの自然を肌で感じたい人におすすめです。
ウィスラービレッジの近隣に点在している湖を結ぶようにしてできたルートです。
地点ごとにさまざまな景色を見せてくれます。30分程度でも楽しめるので、少しの時間で散策したい方にぴったりです。
ゴンドラでウィスラーマウンテンの山頂付近へ移動、気軽にハイキングが楽しめます。
特にハーモニーレイクの周辺は、鮮やかな花々が豊富。難易度が低いので、初心者におすすめです。
チャカムス・レイクは、標高差が少なく整備も行き届いているため、歩きやすいのが魅力。ターコイズブルーの湖はとても美しく、見ているだけでリラックスできるでしょう。
成田国際空港・羽田空港から直行便でバンクーバー国際空港へ(所要時間:9時間前後)。そこからスカイリンクスというバスでウィスラービレッジの主要ホテルまで行くことができます(所要時間:約2時間20分)。
スカイトレインでMain Street/Science World駅へ。バスディーポ(ターミナル)からウィスラー行きの定期バスで、ウィスラーまで直行できます(所要時間:約2時間45分)。
※本記事は2017年10月時点の情報です
更新日:2025/06/16