セブ島の治安情報と緊急連絡先まとめ。旅行前にチェックしておこう
セブ島行きが決まったら、気になるのは現地の治安。フィリピンでも有数のリゾート地であるセブ島は、日本からの渡航者も多く、語学留学先としても人気があります。ただし治安は日本に比べれば良くないので、スリやひったくりには常に気をつけましょう。トラブルにあった際の対処法や、緊急連絡先も事前に知っておけば、まさかのときに安心です。
外務省のホームページでは、外国での治安状況の目安を危険情報として掲載しています。2017年8月現在、セブ島の警戒レベルは1の「十分注意してください」です。しかし日本での生活とはまったく事情が異なるため、旅行中は十分な注意が必要です。
セブ島でよく報告されるトラブルは、スリやひったくりや置引などの軽犯罪です。日中の市街地でも外出時は、食事中・ツアーの最中にかかわらず、手荷物や所持品から手を離さないよう注意が必要です。
到着後すぐ空港のタクシーでトラブルに遭った、ということも耳にします。中には運転手自身が強盗で、走行中に仲間が現れ金品を強奪するという悪質なものも。
バイクタクシーやジプニーなどの利用時も同様ですので、車での移動時にも正規タクシーを使うなどしっかりと確認することが必要です。
フィリピンでは、日本人は裕福であるというイメージが根強く、ひったくりやスリのような軽犯罪以外にも、日中にも強盗に襲われることがあります。
親しげに声をかけてくる人物も要注意で、相手の相談にのっているつもりがいつの間にか睡眠薬強盗やいかさま賭博に巻き込まれた、という事件も報告されています。
パスポートや貴重品は、必要ない限りはホテルのフロントで預けるか、室内のセーフティボックスに保管しましょう。現金は必要最低限の金額だけを、分散して持ち歩くほうが賢明です。
スマホも要注意です。ポケットに気軽に突っ込んでおくだけでは、ひったくりの絶好のカモになってしまいます。
セブ島のコロンストリートやマンゴーストリートは、現地でも有名な犯罪地帯。激安品が見つかったりナイトライフが楽しめたりと、とてもにぎわう場所ですが、一方でホームレスや犯罪者も多く、時には銃を使われるなど、現地在住の日本人も近づかないエリアです。
夜間は特に危険ですので、ダウンタウンを含めこのあたりには近づかないほうが良いでしょう。
盗難に遭った場合、盗まれたものが戻ってくる可能性は極めて低いです。そのためクレジットカードを紛失した場合は、被害の拡大を防ぐために、早急にカード会社へ連絡しましょう。
知らない土地でのトラブルはパニックになりがちですが、まずは落ち着いてそれぞれの問題に応じた対処を行いましょう。外務省では領事事務所や警察、病院などの緊急連絡先を紹介していますので、まずはこちらへ連絡して助けを求めるようにしましょう。
※本記事は2017年9月時点の情報です
更新日:2025/07/07