ドイツの食べ物は豪快にいただこう! 旅行先で食べたい料理まとめ
ドイツの食べ物をイメージすると、パンならライ麦パン、肉ならシュバイネブラーテンやアイスバイン、他にも白アスパラガス、マチェス、ザワークラフトなどがイメージされるでしょうか。素材が持つ味を最大限に生かす調理を行うことが多く、相性抜群の付け合わせと一緒に、たっぷりといただけます。
ドイツビールとの相性が抜群に良いソーセージのような肉料理だけが、ドイツを代表する郷土料理ではありません。今回は一般家庭でも楽しまれる、ドイツ料理の数々についてまとめてみました。
パンの種類が多い「パン大国」のドイツ。中でもかみ応えがあり、どっしりとした質感を持つライ麦パンは、北部が発祥のドイツパンの代表選手。伝統的なライ麦パンのプンパニッケルは、かむほどに独特の酸味を味わえ、サワークリーム、クリームチーズ、ハムやスモークサーモンなどとの相性は抜群です。
ドイツ料理のメインと言えば肉料理。中でも豚肉は調理方法が数多く、定番料理だけを列挙しても、グリルのシュバイネブラーデン、スネを煮込んだアイスバイン、ドイツトンカツのシュニッツェルと、ゲルマン民族の豚肉愛に頭が下がります。骨付き肉のシュバイネハクセ、地方でいろいろ楽しめるソーセージも、忘れてはならないドイツの豚グルメですね。
ドイツで「王様の野菜」と呼ばれているのがシュパーゲル。日本では白アスパラガスのほうが一般的ですね。王様に献上するために栽培された白アスパラガスは、ドイツ西部が産地のものが世界最高級の品質と言われます。4月頃から登場し始める白アスパラガスを売るスタンドは、ドイツに遅い春を告げる風物詩です。
ドイツ北部はシーフードメニューを楽しめる貴重な地方です。中でもマチェスと呼ばれる若ニシンの塩漬けの旬は、5月から6月。クリームソースを付けて食べたり、サラダにのせて食べたり、サンドイッチや和食に合わせたりと、いろんな料理の欠かせない存在です。
キャベツのお漬物ザワークラウトは、じっくり発酵させた独特の酸味が特徴的です。材料に含まれる乳酸菌による酸味は、ビネガーなどを使わない混じりっけ無しの天然の味。肉料理もザワークラウトと一緒なら、さっぱりといただけますね。
ドイツ料理は、素材の味の良さをそのまま味わう調理法が多いことが特徴です。ザワークラウトやじゃがいもなどの付け合わせとも相性抜群で、食が進むこと間違いなし。ドイツビールと一緒に、ドイツの郷土料理をおなかいっぱい楽しみましょう。
※本記事は2017年1月時点の情報です
更新日:2025/05/05