ドイツの街並みは世界一!? ここだけは見ておきたい観光スポット
ドイツには地域ごとによって街並みの特徴が異なり、かわいいものから歴史の重みを感じることのできる地域までさまざま。そこに広がる景色も魅力的で、現在では観光地として世界中から観光客が押し寄せています。
ヨーロッパには中世の面影が残る街並みがたくさんありますが、中でもドイツには地域ごとに異なる特徴をもった街並みが残っています。かわいいもの、歴史を感じさせるものと、魅力たっぷりのドイツの街を歩いてみましょう。
ローテンブルクはあまり大きな街ではありませんが、その街並みが絵本のようにかわいいことが世界的に有名な観光の街。
中世の面影を残す街並みは城壁に囲まれていて、まるで中世の宝石箱とも呼ばれるほどにキュート。特にクリスマスシーズンは街全体が絵本のようになると評判で、ツーリストたちのリピート率も非常に高い街です。
ローテンブルクがキュートな街並みなら、ニュルンベルクの街は中世の重厚なたたずまい。ゴシック様式のローレンツ教会や、かつて神聖ローマ皇帝の居城だったカイザーブルクが有名な観光スポットです。
11月下旬からクリスマスまでの期間中に、旧市街の中央広場で開催されるクリスマスマーケットは、中世の雰囲気そのままに子どもも大人も一緒になって、クリスマスをお祝いします。
ドイツには木組みの家街道と言う、太い木材をデザインに組み込んだかわいい家が並ぶ街をつないでいる、観光街道があります。ここゼーリゲンシュタットは、その街道が通る有名な街で、17世紀から18世紀に建設された重要な建築物がたくさん残されています。
中でもマルクト広場周辺には、アインハルト・ハウスやロマニシェス・ハウスなどの有名な建物が集まっていて、石畳の道とマッチしてとてもすてきな印象を与えてくれます。
フロイデンベルクは、白と黒のモノトーンの街並みが有名です。シックなモノトーン調の家々がきれいに並んで建っている様子は、まるでミニチュアハウスを眺めているかのような感覚に陥ります。
ガイドブックなどで取り上げられることも少ないため、まだまだ観光地としてはマイナーなフロイデンベルクですが、統一感の美しい古い街はドライブでの疲れも癒やしてくれると、徐々に評判を上げているようです。
ハイデルベルクで最も中世を感じるスポットと言えば、13世紀に建設されたハイデルベルク城でしょう。ドイツを代表する名城は、現在は廃虚になっている部分がありますが、多くの観光客が訪れています。
街並みに目を移せば、聖霊教会やカール・テオドール橋、哲学者の道などの有名な観光スポットがそろい踏み。まるでおとぎ話の世界のような空間には、市民も多く繰り出して、街を華やかに彩ります。
ドイツ観光の見どころは、このように中世の面影を感じさせる街並みやお城の数々です。ドイツには南北に走るロマンチック街道や東西に走る古城街道など、多くの観光街道がありますので、テーマを選んで散策してみるのも良いでしょう。
※本記事は2017年1月時点の情報です
更新日:2025/05/05