ドバイで感動のダイビング体験!目の前に広がる別世界
砂漠の中にあるドバイですが、海に面しているのも特徴。ダイビングを筆頭にマリンスポーツを楽しむための環境が整っています。さらに、夏季の暑い時期には水族館でのダイビングもおすすめです。
世界的に人気の観光都市ドバイ。数々の観光名所があるこの都市の名物のひとつが、美しい大海原で体験できるスキューバダイビングです。また、夏季など外に出るのが難しい時期でも、屋内の巨大水槽などでダイビングを楽しめるスポットが複数あります。初心者の方は、いきなり外洋に出るのではなく、まず練習という意味でおすすめですね。
ペルシャ湾(アラビア湾)に面したドバイは、年中気候も良いのでビーチは大変なにぎわいになりますが、中でも人気なのが、公共のビーチであるジュメイラパブリックビーチです。スキューバダイビングだけではなく、サーフィンなどマリンスポーツを楽しむ人々でにぎわっているビーチです。
なお、沈没船などを探すダイビングを「レック・ダイビング」といいますが、ペルシャ湾(アラビア湾)にも沈没したタンカーや車を見つけることができます。レック・ダイビングを楽しむなら個人というより、現地のダイビングに詳しいツアー会社を通して手配するのがよいでしょう。
また、レック・ダイビング目当てに、アラビア湾から隣のオマーン湾まで遠出するダイバーも多いのだとか。オマーン湾といえば先ごろ、バスコ・ダ・ガマ艦隊の沈没船が発見されました。本格的なダイバーさんは、ぜひ壮大なレックポイントを体験してみてくださいね。
ダイビング用具はパブリックビーチ付近で購入するか、またはレンタルすることもが可能です。例えばジェメイラパブリックビーチに面した場所にあるホテル「ジュメイラ ビーチ ホテル」内にダイビング専門店があるので、利用するのも手でしょう。
このホテル自体にダイビングセンターがあるので、宿泊がてらダイビング、というのももちろん楽しめるはず。シーサイドの最高級五つ星という、抜群のロケーションですよ!
ドバイの夏は50〜60度を記録することもあり、湿度は100%近くなるなど、その熾烈な暑さで知られています。この時期もダイビングは可能、水温はかなりあたたかくなります。一方、「夏でも快適にダイビングを」、「初心者でもダイビング体験を」というのに応えてくれるのが、屋内型ダイビングです。
屋内型ダイビングで有名なのは、例えば人工島「パームジュメイラ」にあるテーマパーク型水族館「ロストチェンバー水族館」で、水槽の中でダイビングや海洋生物とのふれあいが楽しめるようになっています。また、巨大ショッピングモール「ドバイ・モール」内の水族館「ドバイ水族館&アンダーウオーター動物園」でもダイビング体験をはじめ水中アクティビティが満載です。
アトランティスの海をテーマとしたロストチェンバー水族館は、6万5000匹の魚が生息する超巨大水槽を有する、海の一大テーマパークの一部分を担います。古代を再現した水槽の中には無数の海洋生物に加え、古代遺跡のレプリカなど雰囲気十分。ただのダイビングというわけでなく、アドベンチャー要素も堪能できるのがポイントです。
6歳以上なら誰でも体験できる「アルティメットスノーケル」や8歳以上から参加可能な「アクア・トレック」など、泳げなくても、ライセンスがなくても気軽に楽しめるのが特徴ですい。家族で楽しむにはもってこいですね。
ダウンタウンのドバイ・モール内にあるドバイ水族館。世界最大規模の水槽を有していることで知られており、水槽の1枚ガラス(アクリル)パネルは一時期ギネス記録を有したほどの大きさです。この水槽パネルは日本のメーカーが作ったことでも知られていますね。
この水族館、外側から眺めるのは無料という気前のよさですが、有料のアンダーウオーター動物園は水中を通る透明のトンネルなど、壮大な迫力に満ちています。ここでダイビングが楽しめるわけですが、先述のとおり単に水槽といっても窮屈さとは無縁。無数の魚群を追いかけ、さながら本物の海の中にいるような気分が味わえます。
※本記事は2017年2月時点の情報です
更新日:2025/05/04