やさしい甘さがクセになる!スペインで食べたいデザート5選
スペインの伝統的なお菓子であるアロスコンレチェなど、魅力的なデザートを5つ厳選して紹介し、テイストや特徴を詳しく解説します。日本では味わえないデザートの数々をチェックしてみましょう。
おいしい料理や情緒のある街並みがすてきなスペイン。実はデザートがおいしい国としても話題になっています。やさしい甘さがクセになるデザートがたくさんあるので、好きな方も多いはず。観光の際に食べてほしいデザートを5つ厳選して紹介します。
お米にミルクという、組み合わせが意外なデザートのアロスコンレチェ。甘い牛乳でお米を煮ていくため、初めて口にする方はなじみのない甘さに驚くかもしれません。
でも食べ進めるごとに、そのサッパリした素朴な甘さが病みつきになることでしょう。上にシナモンをかけて食べれば、しつこくない甘さにはまってしまう方も多いといいます。
クレマカタラーナは、見た目がクリームブリュレに近いもので、甘いカスタードクリームに焦がしたカラメルがいいアクセントになっています。これはバルセロナのあるカタルーニャ地方の名産スイーツで、なめらかな舌触りのクリームとバーナーで焼くパリパリ食感のカラメルが絶妙な組み合わせです。ご当地スイーツ好きという方は必ず食べておきましょう。クリームブリュレと食べ比べても面白いですよ。
レチェフリータは、カスタードクリームを揚げてつくるデザートで、あつあつでも冷やしてもおいしく食べられるお菓子です。スペイン中央部発祥と言われる伝統的なスイーツで、シナモンシュガーの味がうれしいアクセントになっている一品です。熱いのと冷たいのと、結局どちらがおすすめなの?それならやはりできたての、カスタードクリームが溶けるあつあつの状態で食べるのが、最高においしいと言われているようですよ。
マルメロという果物を砂糖で煮詰めて、固めて完成するのがこのメンブリージョ。見た目は日本のお菓子のようかんみたいですが、メンブリージョは食べ方からして違います。メンブリージョはチーズと一緒に食べることが定番で、塩気と甘さの絶妙なコンビネーション。チーズからおいしいものめぐりを始めた人にも、一度は食べていただきたいスイーツです。
羊やヤギのミルクを凝固剤で固めたフレッシュチーズの一種で、はちみつや砂糖、クルミをかけて食べるデザートです。テイストはミルクプリンといった感じですが、羊やヤギのチーズは少しクセが気になるかもしれません。牛乳でつくられたクワハーダもあるため、そちらの方が日本人好みの味といえます。賞味期限が短いので、ぜひ現地で楽しみたいですね。
デザートの種類も豊富で魅力のスペイン。料理の最後にデザートを楽しむのもいいですし、食べ歩きも満足できるので、いろいろ食べてみてお好みのデザートを見つけてみましょう。
※本記事は2017年1月時点の情報です
更新日:2025/07/02