フィンランドの入り口、ヴァンターを歩く
ヴァンターはフィンランドの玄関口、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港を抱える都市で、首都ヘルシンキの北部にあります。空港からもヘルシンキからもアクセスが良く、ミュージアムなどの見どころもたくさんあるので、ぜひ訪れてみましょう。
ヘルシンキへのアクセス抜群!緑溢れるフィンランドの玄関口フィンランドに飛行機を使って訪れるとき、初めに降り立つのは多くの場合ヘルシンキ・ヴァンター国際空港に到着します。ヘルシンキに行く前に、首都に隣接する都市ヴァンターを観光してみましょう。
夏は涼しく冬は寒さが厳しいフィンランドですが、フィンランドの南部に位置するヴァンターは、同国の中でも比較的暖かい地域といえます。とはいえ北海道よりも寒いことには変わりはないので、冬は厚手のコートに帽子や手袋など、防寒対策はしっかりするようにしましょう。一方夏場は湿度が低く、平均最高気温が20度を少し超える程度なので、涼しくもさわやかな気候となります。ただし、夏場の最低気温は10度前後と朝夕は冷えますので、長袖の上着は持参していくと良いでしょう。
ヴァンターには、美しい緑に囲まれたシポーンコルピ国立公園のほか、ハイキングやウォーキングが楽しめるトレイルが数多くあり、アウトドアを満喫するにも最適です。季節によっては野生のキノコやベリー摘みが楽しめます。
ヴァンターで人気の観光スポット「ヘウレカ科学センター」は、生物や物理学の観点からの科学的アプローチをした室内・屋外展示に定評があります。子どもも楽しく参加できる体験型の展示や理系の大人の興味をそそる科学体験ブースなど、学べるミュージアムといえるでしょう。
また、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港の敷地内にある「ヴァンター航空博物館」では、フィンランドの航空機や航空史の展示を見ることができます。コックピットや機内に入ることもできますので、フライト時間まで余裕があるときにおすすめです。
空港からは電車(P線/I線)でヴァンター市内まで行くことができますが、空港自体がヴァンター市内にあるので、空港から2キロほど歩けば市内中心部までアクセスできます。タクシーは予約をすると定額運賃で利用できるため、こちらを利用するのも良いでしょう。
ヴァンターで安く宿泊したい場合は、「オリジナル ソコス ホテル ヴァンター」がおすすめです。市内中心部にあり、Tikkurilan駅から100メートルほどとアクセス抜群です。
時期によっては、ダブル(ツイン)ルームで¥10,000前後から泊まることができます。一方、少し値段が高めでも充実したサービスを期待するなら、「ヒルトン ヘルシンキ エアポート」が良いでしょう。空港のすぐ側にあり、フィンランドに到着してすぐに荷物を置いて観光を楽しめます。エグゼクティブラウンジが利用できる部屋を予約した場合は、ラウンジから市内を眺めながら食事をとることが可能です。
※本記事は2017年4月時点の情報です
更新日:2025/05/03