フィンランド留学で何が学べる? 語学から専門分野までやれることリスト
フィンランドの公用語であるフィンランド語はもちろん、第二言語である英語学習においてもフィンランドは進んでいます。また、福祉分野の先進国のひとつであり、北欧デザインなど芸術分野でも特徴があるため、そうした専門分野を学びに留学する人も多くいます。
フィンランド留学で学べる代表的なことをご紹介します。
まずは、フィンランドの公用語であるフィンランド語の学習です。マイナー言語のため、この目的だけで行く人はあまり多くないかもしれませんが、フィンランド人のパートナーがいる方などには必要かもしれませんね。
次に、フィンランド留学で学べることといえば、英語です。英語というと、イギリスやアメリカといった英語圏をイメージしがちですが、ここフィンランドに住む人の多くが、英語を流ちょうに使います。なぜなら、日本の小学生に当たる年齢から、学校での実践的な英語教育で子どもたちが学んでいるからです。
そのため、第二言語としての英語学習を行うには、実はフィンランド留学はとてもおすすめです。
また、北欧諸国の特徴として社会福祉の基盤が本当によく整備されています。フィンランドは、この分野の先進国のひとつであり、私たち日本人が留学して学ぶべきことがたくさんあります。
将来、介護職に携わることを希望しているなら、リハビリケアや介護を必要としている人へ真の意味でのサポートをどのように差し伸べることができるかを、予防の観点も含めて最前線の現場で学ぶことができます。
加えて、フィンランドには北欧デザインを代表するブランドなどもあることから、芸術分野を学ぶために留学する人も多くいます。
まず、フィンランドに短期(90日以内)で留学する場合、特別なビザの申請は必要ありません。手間や料金、ビザ取得までの心配な点を考えると、一気にフィンランド留学への安心感が増しますよね。
それ以外にも留学となると学費の心配がありますが、フィンランドの大学への留学の場合、学校や学科によっては授業料がかかりません。これはフィンランド人やEU加盟国の生徒だけでなく、私たち日本人にも適用される措置です。
半年ごとに学期手数料、500NOKが必要ですが、日本円に換算すると約\6,700(2016年4月現在)になります。これは、留学を考えている学生には最大のポイントのひとつですね。
※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがあります。事前に大使館、領事館などでご確認ください。
英語をフィンランド留学で学んだ人々は、実際に外資系の企業や英語を公用語とする企業での就職に役に立つはずです。それ以外にも、翻訳家や通訳者として大きな会議や映画などのショービジネスの世界で活躍することも夢ではありません。
加えて、福祉関連の勉強をフィンランド留学期間中に学んできたのであれば、高齢化社会を迎える日本で実際に役立てることができるはずです。福祉の先進国で学んできたスキルや方法は、これまでの常識を打ち破ることができるほど大きな影響力を発揮するかもしれません。
フィンランドでは、介護などにおいても個人をより尊重することに主眼が置かれています。こうした日本とは異なる観点での介護を学ぶことにより、どのように個々人の生活を第一にしつつも、生活に必要な手助けを行うかに関して、新たな視点で物事をとらえることができるようになるでしょう。
また、デザインの分野でもフィンランド留学は作品に大きく影響するといわれています。フィンランドデザインの大きな特徴は、自然との融和です。曲線をうまく使ったデザインや、独特な色使いすべてがアーティストに強い影響を与えます。
デザインと使いやすさの絶妙なバランス感覚を生かし、そこに和のテイストを織り交ぜたアートは、すべての人を魅了するでしょう。