イギリスの電車を活用しよう!鉄道旅を楽しくするためのノウハウ
イギリスの電車や地下鉄は、改札が無かったり出発するホームが決まっていなかったりと、日本とは利用方法が少し異なります。駅では掲示板の情報や、目的地をしっかり確認しましょう。チケットは事前購入などの各種割引もあるため、これらも活用してお得な旅を楽しみましょう。
公共交通機関の充実しているイギリスでは、電車や地下鉄の乗り方をマスターするだけで、観光が格段に楽になります。割引チケットもあるので、イギリスの電車や地下鉄を利用する際のお得なポイントとなるでしょう。
イギリスの鉄道では、都心部を中心に自動改札が普及しているものの、郊外では改札が無くそのままホームまで行くような駅も残っています。どちらの場合も通常は、駅の電光掲示板で列車を確認して、掲示板の指示に従って乗車します。方面によりホームが決まっているわけではないので、乗り換えなどでは注意しなければなりません。
路線によっては、車内アナウンスがされない場合があります。また古い車両では、自分で押してドアを開閉しなければならないなど、日本の都心部の電車に乗り慣れていると違いに驚くかもしれません。特に降りる際にはしっかり確認したほうが良いでしょう。
イギリスの主要な鉄道を運営するNational Railには、エニータイム、オフピーク、アドバンス、シーズンという4種類のチケットがあります。事前に予約するアドバンスには割引が適用されるので、日程が決まっているときは使ってみましょう。一般的に12週前に発売、ウェブからも購入可能ですが、払い戻し不可など条件があります。
いつでも購入できるエニータイムは、その分運賃が高く設定されています。またオフピークは、通勤時間帯以外でしか使用できないという制限があります。賢く使い分けましょう。
イギリスの地下鉄は、ゾーンごとに料金設定されています。片道切符、日本のICカードと同様に使えるオイスターカード、1日や7日など期間に制限があるトラベルカードが購入できます。なおオイスターカードは期間制限がありませんが、作成のためにデポジットが必要です。
一定の条件を満たすと、運賃が割引になるレールカードを利用できます。学生やシニア、家族連れや友人通しで購入ができ、また割引率も良いため、長距離移動や頻繁に電車を利用する場合にはぜひ使いたいカードです。
ロンドンの北にあるヨークには、世界最大級の鉄道博物館のイギリス国立鉄道博物館があります。その展示内容には鉄道マニアはもちろん、大人から子どもまで楽しめること間違いありません。鉄道そのものを楽しみたい方は、訪れてみてはいかがでしょう。
イギリスの電車や地下鉄は、日本とルールが異なるため戸惑ってしまうことがあるでしょう。しかし電光掲示板をしっかりチェックしておけば乗り間違いは減るので、焦らず利用しましょう。割引システムを活用したり、鉄道博物館を楽しんでみても良いですね。
※本記事は2017年4月時点の情報です
更新日:2025/06/17