イギリスの物価は日本より高い?安い?
イギリスは物価が高い国として有名です。そこでユースホステルに泊まったり、割引カードを利用したりすることによって、お得に旅をすることもできます。特に入場料のかからない大英博物館は、手軽なロンドン観光の目玉となるでしょう。
海外旅行へ行くときは、旅行先の物価はとても気になりますよね。旅行前に事前に調べておかないと、予算を立てることもできません。イギリスの物価は高いとも言われていますが、どれぐらいなのでしょうか。
イギリスの通貨はポンドです。2017年4月現在で1ポンド=約¥140です。ただしポンドは比較的値動きが大きいと言われるので、旅行に行く前には必ず調べておきましょう。
日本からイギリスまでの航空券は、燃油サーチャージやシーズンによって異なり、また直行便よりも複数の都市を経由して行く便のほうが割安になるため、予算と旅行に費やす時間と相談してから決めるほうが良いでしょう。
イギリスではチップは不要と言われますが、タクシー利用ではチップを渡すのが一般的です。相場は金額の10%程度、端数がある場合は切り上げます。またホテルのポーターやルームサービスにも、係員などに1ポンド程度渡すのが相場です。
ファストフードなどの比較的安いランチを楽しむような店の場合、3ポンドから10ポンド程度です。
テーブルにウエーターが料理を運んでくるレストランでは、15ポンドから30ポンドくらいが目安です。高級レストランにもなれば50ポンド以上、さらにチップ代もはかかると想定しておきましょう。
ロンドンの地下鉄は料金が高いことで有名です。切符を現金で購入する場合は、初乗りでも最低4ポンド以上はかかります。
バスは1日券を購入して利用します。料金は5ポンドです。
タクシーの初乗りは2.4ポンドです。ただし、曜日や時間帯によってメーターの料金は異なります。土日や夜間ほど高くなる仕組みになっていますので、気を付けましょう。
ロンドンの公共交通機関では、オイスターカードと呼ばれるICカードが使えます。利用することで1日の上限金額や、割引が適用されるようになります。一定額のデポジットが必要になることもありますが、公共交通機関を利用して移動する際には持っておきたいカードです。
イギリスでホテルを探す場合、伝統ある高級ホテルの利用では、1泊400ポンド以上も珍しくありません。そこまで高級でないホテルやB&Bなどであれば、40ポンド程度から見つかります。
宿泊費を安く済ませるなら、ユースホステルもおすすめです。1つの部屋に複数人が宿泊するドミトリータイプが基本で、1泊15ポンドくらいです。
イギリスのロンドンには有名な博物館や美術館が多数ありますが、大英博物館など入場料がかからないところも多くあります。1日ではすべて見ることができないほどの展示量ですが、費用を気にせずに済むので数日に分けて行ってみましょう。
イギリス土産と言ったら紅茶が無難ですね。スーパーなら2ユーロから見つけられるでしょう。
イギリスは物価が高い国のひとつです。そこで入場料のかからない施設をまわったり、予算に応じたホテルを選んだり、割引してくれるカードを利用することでお得に旅をすることができるので、よく調べておきましょう。
※本記事は2017年4月時点の情報です
更新日:2025/05/01