イギリス旅行

イギリスの空港を賢く使う! イギリス・ヨーロッパ旅行はLCCも活用しよう

日本発の直行便はほとんどがヒースロー空港着。一部の便がガトウィック空港に到着します。どちらの空港もロンドン市内へのアクセスは良好。空港バスは料金が安く、市内各地に停車するので便利です。イギリス国内線のLCCは、時期によって長距離バスより安いことも。

イギリス・ロンドンには主要空港だけでも6つ

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イギリスの首都ロンドン。玄関口のヒースロー国際空港が、日本からの直行便も就航しているために有名ですが、実は国際空港となっているだけでも6つもあるのです。

  • ロンドン・ヒースロー国際空港
  • ロンドン・ガトウィック空港
  • ロンドン・スタンステッド空港
  • ロンドン・ルートン空港
  • ロンドン・シティ空港
  • ロンドン・サウスエンド空港

世界有数の巨大空港・ヒースロー国際空港

ドイツのフランクフルト空港、フランスのパリ・シャルルドゴール空港とならぶ、ヨーロッパの主要空港がロンドン・ヒースロー国際空港です。

ターミナル情報

4つのターミナル(ターミナル2・3・4・5)に分かれており、多言語対応してくれるコンシェルジュサービス、銀行のATMや外貨両替所、新聞・雑誌や軽食・ドリンクが充実するラウンジ、スマートフォンなどでインターネットを楽しめる無料Wi-Fiサービスなど、旅行者に便利な施設やサービスが充実しています。

搭乗手続き

ANAはターミナル2、JALはターミナル3など、使用するターミナルは航空会社によって異なります。搭乗時には、搭乗手続き(チェックイン)・出国審査・保安検査(セキュリティチェック)を完了させる必要がありますが、ヒースロー国際空港は混雑する空港としても有名なため、時間に余裕をもって手続きすることをおすすめします。

アクセス

ロンドン市内からのアクセス手段は、電車やバス・タクシー。中心部からターミナルに直結しているため、電車でのアクセスが特におすすめです。もっとも早く到着するのはヒースロー・エクスプレスで、パディントン駅からの所要時間は約15分、約15分間隔で運行しています。

地下鉄のピカデリー・ラインもターミナルへ直結しており、中心部からの所要時間は約1時間。バスの場合は、ヴィクトリア・コーチ・ステーションから中距離バスが利用できます。タクシーはロンドン市内まで、所要時間は約1時間、運賃は750ユーロが目安で、夜間や休日などは割増となります。

グルメ情報

ヒースロー国際空港内には、伝統的なイギリス料理やパブをはじめ、フランス料理、日本料理、中国料理までインターナショナルなレストランが多数あります。イギリスを代表するグルメは、フィッシュ&チップス、パイ&マッシュ、ローストビーフなど。また、イギリスといえば欠かせないのがアフタヌーンティー。これらのメニューを、滑走路を見ながら楽しむことも可能です。

ショップ情報

イギリスの定番のお土産は、スコッチやウイスキー、紅茶などのグルメ、英国ブランドのファッションウエア&アクセサリー、ユニオンジャックやロンドンの名所をモチーフにした雑貨など。空港内には英国発祥のブランドショップも多数あり、化粧品や香水・アクセサリー・ワイン・お菓子・アロマキャンドルのほか、ハリー・ポッターなどの映画にちなんだグッズやアパレル商品まで購入できます。

ただしターミナルはとても広いので、搭乗時間を考慮してショッピングを楽しみましょう。

ヒースロー以外の空港

ヒースロー以外の空港は規模が比較的小さめですが、一部の国際線が就航したり、LCC(格安航空会社)を中心に利用したりと、ヨーロッパ周遊などでは利用するシーンも多いでしょう。

ガトウィック空港はヒースローに次ぐ規模の空港で、ロンドン市内はもちろん、ロンドン以外の都市への空港バスも出ています。さらにスタンステッド空港はガトウィック空港に次ぐ空港で、ヨーロッパ間を結ぶ便やLCCの多くが利用しています。

日本からイギリス・ロンドンへの飛行時間

イギリスへは、成田と羽田からロンドンへの直行便が飛んでいます。所要時間は約13時間で、昼前後に日本を出発する便であれば、同日の夕方にはロンドンに到着します。

乗継便を利用した場合は、14~15時間で到着します。ただし東南アジアや中近東を経由すると、南回りであるため20時間以上かかることもあります。ガトウィック空港など、ほかの空港に到着する便も設定されています。

ロンドン以外の空港1. マンチェスター空港

産業革命に関する資料を展示する「科学産業博物館」や、スター選手のユニフォームなどを展示する「国立フットボール博物館」などの観光スポットが有名なマンチェスター。空港は、市中心部から南に12kmほど離れた場所にあります。

ターミナル情報

マンチェスター空港は3つのターミナルがあり、各ターミナルや空港駅は動く歩道で結ばれています。空港内では無料Wi-Fiサービス、ATMや外貨両替所、軽食やドリンクを提供する複数の空港ラウンジなど、設備やサービスが充実しています。

アクセス

電車またはバス、タクシーでアクセスします。空港直結の電車では、マンチェスター・ピカデリー駅からマンチェスター空港まで所要時間は約15分、ほぼ10分間隔で運行します。バスは、ピカデリー・ガーデンから空港まで所要時間20~30分。さまざまな方面への路線も運行しています。

タクシーは中心部から空港までの所要時間は約15分。運賃はメーター制以外に、固定運賃のタクシーも見つかります。

グルメ&ショップ

マンチェスター空港の各ターミナルにはイギリス料理をはじめ、イタリア、フランス料理など、さまざまなジャンルのレストランがあります。イギリス定番料理の「Joe's Kitchen」、スパイシーな味付けの多国籍料理の「Giraffe」、フランスと北アフリカのフュージョン料理「Caf? Balzar」、ピザやパスタの定番イタリアン「Trattoria Milano」などがあります。日本にも出店しているカフェやファストフードもあります。

空港内はショップも多彩、紅茶・ウイスキー・英国ブランドのファッションウエア・ユニオンジャックをモチーフにした雑貨などが勢ぞろいします。「The Body Shop」「Next」「Jo Malone」などでは、自然派コスメやファッションウエア、スキンケア用品などを購入可能。さらに免税店「Biza」で香水、アクセサリー、ワインなどを購入するのもおすすめです。

ロンドン以外の空港2. リバプール・ジョン・レノン空港

リバプール・ジョン・レノン空港はリバプール市街にある空港で、リバプール出身のジョン・レノンにちなんで改名されました。市内にはビートルズにまつわる観光スポットも多く、リバプール大聖堂」や市庁舎などの観光スポットをめぐってから空港へ向かうのもおすすめです。

ターミナル情報

建物は小規模ですが、飲食店や免税店、外貨両替所などがあります。ジョン・レノンの彫像やビートルズのメンバーの写真も飾られていて、さらに空港ラウンジで軽食やフライト情報の確認、インターネットや新聞・雑誌の閲覧などもできます。

アクセス

バスを利用する場合、リバプール市街~空港のルートはいくつかあり、「リバプールシティ・センター」までは最速で約30分。タクシーを利用する場合も、同程度で空港まで行くことができます。鉄道を利用する場合の最寄り駅は「リバプールサウスパークウェイ駅」。「リバプールセントラル駅」から向かう場合の運賃は、所要時間は約15分です。

グルメ&ショップ

空港内ではハンバーガーやピザ・パスタのような軽食がメイン。「バーガーキング」や「スターバックスコーヒー」などの日本に出店しているファストフードやカフェもあります。「ミートパイ」「フィッシュ・アンド・チップス」「イングリッシュ・マフィン」などの伝統料理を本格的に味わうなら、市内のレストランで食事をとるのがおすすめ。

一方のショッピングは、空港内に免税店コーナーがあるため、旅行の最後に空港でお土産を購入することも可能。イギリス人の生活に欠かせない「紅茶」やさくさくクッキーの「ショートブレッド」、酒類や化粧品なども購入できます。その他、ビートルズやリバプールFCといったリバプールに関連するお土産も見つけられます。

イギリスやヨーロッパ各地にはLCCでアクセス!

実はイギリスには100を超える空港があるため、英国内の移動は飛行機も便利でおすすめです。

料金がお得なLCCの利用が特におすすめ。イギリスに本拠地を置くイージージェット(メイン空港はガトウィック空港)と、アイルランドのライアンエアー(メイン空港はスタンステッド空港)がロンドン発着の2大格安航空会社で、イギリス全土・ヨーロッパ・アフリカ・中東などへの便が出ています。

ロンドンとスコットランド(エジンバラやグラスゴーなど)間の長距離移動では、コストパフォーマンスのよいLCCが人気。時期によっては、長距離バスより安い運賃設定となることもあります。メインの発着空港としているガトウィック空港やスタンステッド空港へは、ロンドン市内から24時間バスが運行しており、早朝深夜の便でも安心して利用できます。

※本記事は2018年8月時点の情報です

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更新日:2025/05/01

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