イギリス各地で城めぐり!おすすめしたい観光城
ロイヤルファミリーの住まいでもあるウィンザー城をはじめ、イギリスには多くの城が残っています。リーズ城、ウォリック城、コンウィ城、カーナーヴォン城、ダラム城などでは、内部の展示や場外のアトラクションも見ものとなるでしょう。ホテルに改装している古城も見つかります。勇気がある方は、古城で幽霊体験をしても面白いかもしれません。
今でも王室が残るイギリス。ロイヤルファミリーの住まいのウィンザー城ばかりでなく、歴史を彩った古城の各地に残っています。特色豊かで訪れる人を魅了する城は、イギリスの歴史を学ぶにも最適ですので、老若男女におすすめの観光スポットです。
エリザベス女王の公邸でもあるウィンザー城は「現役の城」であり、その規模は世界最大級であることでも有名です。行事が無い日は見学が可能で、威厳ある王室コレクションには目を見張ることでしょう。冬季のみ公開されるセミステート・ルームも見逃せない豪華さです。
世界一愛らしいお城と言われるリーズ城。かつて6人もの女性が城の主に名を連ね、現在は広大な敷地内に豊かな自然あふれる、水辺に浮かぶ美しい城です。城内見学はもちろん、巨大な生け垣迷路や猛禽類ショーなど、豊富なアトラクションも見ものです。
10世紀から続くウォリック城。建築当初から増改築を重ねられ、要塞として機能するすばらしい城として完成しました。城内では上流階級の生活を展示で楽しめ、城の外ではアトラクションやそばを流れるエイボン川でのボート遊びができるなど、ロンドンからの日帰り旅行にはおすすめの城です。
イギリス中部にあるコンウィ城は、13世紀にエドワード1世が軍事拠点として建てた城砦で、グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁として世界遺産に登録されています。塔やアーチ上の橋、らせん状の階段など、ここがわずかな年月で建造されたとは思えないほどで、ここから眺める景色も合わせて中世の雰囲気で満点です。
ウェールズに侵攻したエドワード1世が建てたお城で、コンウィ城と共に世界遺産に登録されており、建造には48年もの年月がかけられたと言われます。壮大なつくりは完璧に見え、国内最強と名高い城でもあります。ジブリ映画のモデルにもなったと言われます。
イギリス中部にあるダラム城は、11世紀にウィリアム1世が建てた重厚なノルマン様式の城です。世界遺産にも登録されていて、現在ではダラム大学の寮になっています。見どころでもある広間や回廊は、映画ハリーポッターのロケ地でもあり、ファンにはたまらない場所と言えるでしょう。
ヨーロッパには史跡を改装して営業するホテルがあります。イギリスの北部スコットランドにあるアソール・パレスは、深い森の中に建つ城館スタイルのホテルです。貴族気分を楽しむなら、古城ホテルも候補に入れてみてはいかがでしょう。
世界遺産のロンドン塔はもともと要塞としてつくられた建造物ですが、歴史に中で牢獄や拷問の場としても使われてきたために、ロンドンでも有数の「出る」幽霊スポットとなってしまいました。もっとも有名なものは、絞首刑にされたアン・ブーリンでしょう。昼間の見学なら、ビーフィーターと呼ばれるガイドに連れられてまわるツアーへの参加がおすすめです。武具や大砲などの展示のほか、囚人の落書きなども見学できます。
エディンバラ城は、スコットランド有数の観光地です。噴火口につくられた壮大な外観や王家の宝器などが見ものですが、幽霊のたまり場といううわさもあるクラウン・スクエアは、興味がある方には外せないスポットとなるでしょう。
イギリスはどのお城をピックアップしても、それぞれ異なる魅力が詰まっていて、どこを見ようかと迷ってしまいそうですね。中には日本語ガイドがついているお城もあるので、気軽にイギリスの歴史も学べることでしょう。
※本記事は2017年4月時点の情報です
更新日:2025/06/18