香港のコンセントの形状と電圧まとめ。変換プラグや変圧器は必要?
香港のコンセントや電圧は日本と異なります。いつも使う家電を持っていくときは、まずはAタイプをBFタイプにする変換プラグを用意します。電圧の問題は、最新スマホならそのまま使える一方で、ドライヤーなどは変圧器が必要になることがほとんど。必要なものは日本で買うのがベストですが、現地のお店でも売っています。
香港は、日本とコンセントの形状が違います。日本ではピンが2本のAタイプですが、香港はピンが3本のBFタイプ。そのためそのままでは、差し込むことさえできません。
「中国に行ったときは使えたよ」という方もいますが、実は香港やマカオでは、かつてイギリスやポルトガルに統治されていた影響で、コンセントの形状は違うのです。
さらに電圧も、日本は100V、香港は220Vと異なります。そのため、日本から電化製品を持っていくときには、コンセントと電圧の問題を解決しなければなりません。
日本から持っていく家電製品を使うためには、必ず変換プラグを用意することになります。新たに変換プラグを購入するなら、AタイプをBFタイプに変換できるものを探しましょう。
電圧に関しては、持っていく家電製品によって対応が変わります。
最新のスマートフォンやデジタルカメラを現地で充電するだけ場合、実はほとんどの充電器が香港の220Vに対応しているため、変換プラグを用意すれば問題はすべて解決してしまいます。
一方、ドライヤーや古い電化製品の場合は、日本国内専用が多いため、変圧器を追加購入しなければなりません。しかも変圧器には対応容量があり、電化製品の消費電力が大きい場合は、より大型で重いものを用意しないと使えません。
普段使っている電化製品を香港で使う場合は、製品の対応電圧をチェックしましょう。
電化製品の横や底面には、ラベルやシールで対応電圧が表示されています。ここの表示が「100-240V」など220Vをカバーしている場合は、海外対応製品のため変圧器は必要ありません。しかし、ここが「100V」の場合は日本国内専用のため、変圧器の使用が必須です。
もし対応していない製品を無理に使ってしまうと、製品が過熱したり火を吹いて火事になったりします。そのため日本国内専用の家電製品は、絶対にそのまま使ってはいけません。
変換プラグや変圧器が必要な場合は、日本の家電量販店で購入することをおすすめします。店員さんに相談すれば、必要なものはすべてそろいます。
ただし、香港でも準備はできます。もっとも簡単な手段は、泊まっているホテルで聞いてみること。日本人観光客がよく利用するホテルなら、用意していることも珍しくありません。
中国語や英語が話せる人は、香港の電器店に行ってみるのも良いでしょう。繁華街の旺角(モンコック)などには電器店も多く、中には秋葉原のPCパーツ店のように、普段ならなかなか見当たらない製品まで扱うお店もあります。
※本記事は2017年10月時点の情報です
更新日:2025/05/03