歴史あふれる香港・西環を楽しむ! おすすめ7スポット
香港の西環(サイワン)は、香港大学や海味街のような歴史的な趣のある街並みに、近代的な空間や建物が入り交じった独特の雰囲気が楽しめる場所。歴史を感じる街歩きで疲れたら、源記甜品専家やCOBO HOUSEといった注目のカフェでひと休み。雑踏を感じたい人にも、近代文化を楽しみたい人にもおすすめです。
香港大学は、香港最古の大学です。設置された1911年当時の趣を残した歴史的な建築物が有名で、西環の観光名所にもなっています。大学内には香港最古の博物館である「香港大学美術博物館」もあります。香港大学を訪れて、香港の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。
海味街とは、日本語では「乾物屋通り」とも呼ばれる、乾物屋が所狭しと並んでいるエリア。海味とはもともと「海産物」の意味がありますが、西環の海味街では新鮮な海産物ではなく乾物のみが並び、他にもつばめの巣やきのこ類を扱います。
日本では見かけることがないようものもあるので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
飲茶などで使われる、竹製の蒸籠を作っている西環の老舗のお店です。今では大量生産されることが多くなった竹製の蒸籠ですが、「徳昌森記蒸籠」では手作りの伝統工芸品として、蒸籠を扱っています。
香港の本格的な飲茶をお土産に日本に帰っても楽しみたいという方には、こちらの製品を買ってみるのをおすすめします。
英国コロニアル様式の歴史ある建築物の「旧賛育医院」は、1922年に「舊贊育醫院」として建設されました。その後は香港大学の医学部の校舎や、産婦人科の建物としても利用され、戦後は西環のコミュニティーセンターとして利用されています。
散策に疲れたらちょっとひと休み。歴史あるお店から評判のお店まで、西環らしさあふれるお店を訪れてみましょう。
源記甜品専家は西環、正街にある100年以上の歴史を持つスイーツのお店。名物スイーツは、桑寄生茶と蓮の実が入った「桑寄生蓮子蛋茶」です。
香港式のおしるこも食べられるので、お店のとっておきの香港グルメをいただいてみましょう。
西環で創造的かつユニークな料理を提供してくれるスイーツレストランの「COBO HOUSE」。「COBO」とは、「自由奔放に生きる人たちの集まり」という意味。このお店では、芸術作品のような見た目にも美しい料理が魅力です。
コース名や料理名も、「子どもの頃の思い出」「京都ガーデン」など遊び心がたっぷりです。
オーナーが厳選したコーヒー豆を使用し、こだわってドリップしたコーヒーが味わえるカフェ。香港は昔ながらの飲食店も多いですが、こだわりを持ったおしゃれなカフェが増えてきているのだとか。
モダンな雰囲気の内装のカフェですので、ちょっとした休憩にも、のんびりと過ごすにもぴったりの場所と言えそうです。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/07/26