香港の動物園&遊園地オーシャンパークの遊び方徹底ガイド
香港の動物園といえばオーシャンパーク。遊園地・水族館・動物園が一体になったテーマパークで、レストランなども充実している複合施設です。パンダのエサやりのようなここならではのアトラクションも多く、子どもから大人まで一日中楽しめるので、家族連れの旅行にはおすすめのスポットです。
1977年に開園したオーシャンパークは、“海”をコンセプトに遊園地と水族館、動物園が集結した、ぜいたくなテーマパークです。
遊園地と水族館、動物園が一体になったオーシャンパークは、91万5,000平方メートルという大規模な敷地面積に、ワクワクする体験が盛りだくさん。
動物たちと触れ合ったり、ジェットコースターなど迫力のアトラクションを楽しめたりと、一日中遊びまわれます。
2016年にMTR(地下鉄)の新線が開通し、以前よりもアクセスがしやすくなったことから、ファミリー層を中心に多くの観光客が訪れます。
広大な自然に囲まれた園内は、「ウォーターフロント」と「サミット」の2つのエリアに分かれています。それぞれを行き来するには、ケーブルカーかオーシャン・エクスプレス・ケーブル鉄道を利用します。
ウォーターフロントにあるアトラクション「アメイジング・アジアン・アニマルズ」では、貴重なアジアの動物たちが見られます。
特にパンダは、窓越しにエサやりができるため、これ目当てでオーシャンパークを訪れる人も少なくないそう。
ウォーターフロントの「ゴールドフィッシュ・トレジャーズ」では、香港では縁起の良いとされる鮮やかな金魚たちを観察できます。日本でもなかなか見ることができない種類の金魚も泳いでいるそうですよ。
香港にいながら、コアラ・ワラビー・ワライカワセミなどのオーストラリアの動物たちと出会える「アドベンチャー・イン・オーストラリア」も大きな見どころ。
また、ソリに乗ってペンギンやセイウチ、ホッキョクギツネを観察できる「ポーラー・アドベンチャー」は、園内最新のアトラクションです。
テーマ別にレストランがあるのもオーシャンパークの魅力のひとつ。水族館の中で食事ができる「ネプチューンズ・レストラン」や、ペンギンを眺めながら休憩のできる「タキシード・レストラン」などがあります。
サミット側では、最新の絶叫マシンが勢ぞろい。時速約90kmの「ヘアレイザー」や、地上から一気に上昇する「ザ・アビス」など、大人も子どもも大声出して楽しんでしまいましょう。
入場料大人(12歳以上)438香港ドル(約6,350円)、子ども(3歳~11歳)219香港ドル(約3,170円)。待ち時間を短縮できる「Ocean FasTrack」もあります
なお、オーシャンパークは、香港そしてアジアにおける動物保護の推進およびサポートを行っているため、売り上げの一部は寄付されます。
中環(セントラル)にある、1864年に一般公開がスタートした「香港動植物公園」もおすすめです。ここは緑豊かな公園で、その中に植物や動物を見学できる施設がある、人々の憩いの場として親しまれている場所です。
色鮮やかなランなど1,000種類以上の植物、フラミンゴなど約200羽の鳥、オラウータンやナマケモノなど70匹のほ乳類に、30匹のは虫類と出会えます。展示内容は本格ながら、入園料無料はうれしいポイントです。
※本記事は2017年12月時点の情報です
更新日:2025/05/03