魅力いっぱいのアドリア海!クロアチアでダイビングを楽しもう
アドリア海に面するクロアチアには魅力的なダイビングスポットが多くあります。ツアーに参加して、沈没船や青の洞窟や緑の洞窟を楽しみましょう。海水温は低めですので、夏でも厚めのウエットスーツなど重装備をしていけば安心です。
イタリア半島との間に広がるアドリア海。ジブリ映画のモチーフになった透きとおるような水質が魅力と、ヨーロッパから多くのダイバーを集めます。街の美しさで人々を魅了するクロアチアですが、夏の旅行を計画するならダイビングも日程に入れましょう。
ヨーロッパでも地中海に面した国々には、恵まれた水質が楽しい有名なマリンリゾートがたくさん見つかります。クロアチアとイタリアにはさまれたアドリア海も同様で、遠くまで見渡せる高い透明度の海水を求めて多くのヨーロッパのダイバーたちが集まってきます。
夏ともなれば太陽がギラギラと照りつけるクロアチア。暑い船上から海中へドボンと飛び込みたいところですが、実はアドリア海は海水温が低めです。そのため夏でも肉厚のウエットスーツや、保温性の高いドライスーツを用意するほうが安全です。ダイビングショップを利用して、あらかじめ相談したほうが良いでしょう。
アドリア海のダイビングでは、実はツアーへの参加がおすすめです。付近には沈没したガレー船が多く、こういった船にすむさまざまな魚たちの姿を手軽に楽しめるからです。ツアーでしか行けないエリアもあるので、事前にチェックをしておきましょう。英語が話せればより楽しめますよ。
海洋国クロアチアには、数多くの魅力的なダイビングスポットが見つかります。世界遺産の街ドゥブロヴニクでもダイビングショップは見つかりますし、沖合の多数の島々でもすてきなダイビングスポットを見つけられるでしょう。
その中からひとつ選ぶなら、クロアチア版青の洞窟と言われるビシェボ島でしょう。本家イタリアのカプリ島よりも青く美しいと評判で、最近までダイビング以外では入ることさえできませんでした。その圧倒的な雰囲気は行った人だけが味わえる特権です。ツアー参加が一般的ですので、ぜひ探してみてくださいね。
ラヴニク島にある緑の洞窟も外しがたい選択肢でしょう。ぽっかりと開いた洞窟の中にエメラルドグリーンの光が差し込んで、自然の不思議に感動さえ覚えます。海食洞のダイビングは上級者向けですから、計画や準備はしっかりしてから行きましょう。
美しい海を思い切り楽しむためには、いくつか注意点があります。ひとつは岩場が多いこと。クロアチアではビーチから浅瀬まで砂ではなく、ごつごつとした岩で覆われていることが多いので、スノーケリングだけで楽しむ場合でもケガに注意が必要です。
もうひとつは海水温が低めであること。アドリア海に慣れたダイバーたちは、思ったよりも重装備です。ダイビングショップにも相談して、荷物を増やすことも考慮したほうが良さそうです。
クロアチアには美しい街やビーチがたくさんあり、さらに人気のダイビングスポットも多くあります。沈没船や青の洞窟の探検など、このエリアならではのダイビングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
※本記事は2017年4月時点の情報です
更新日:2025/05/01