見逃せない絶景スポット!「青の洞窟」はクロアチアにもあった
青の洞窟はイタリアのカプリ島にだけあるわけではありません。クロアチアのビシェボ島にある青の洞窟は、本家を上回るとさえ言われます。ラヴニク島の緑の洞窟も見逃せません。どちらも入るための条件が厳しいので、あらかじめツアーを手配したほうが良いでしょう。
クロアチアの南部ダルマチア地方の美しいアドリア海には、自然豊かな島が数限りないほど浮かんでいて、マリンリゾートを楽しみに観光客が押し寄せます。このエリアで青の洞窟と言えばイタリアが本家、と思うかもしれませんが、クロアチアの青の洞窟も見逃せません。
ビシェボ島は、アドリア海に浮かぶ自然豊かでのどかな島。スプリトからヴィス島を経由してアクセスするのが一般的です。ツアーに参加すれば確実ですから、あらかじめ予約することをおすすめします。
かつてはダイビングでのみアクセス可能だった洞窟は、現在は船のツアーも開催されるようになりました。小さなボートで進む先は、本家を上回る規模の一面ブルーの別世界。海面が青くキラキラ輝く光景に息の飲むほどです。
青の洞窟に入れるのは、5月から10月の間だけです。特に条件の良いベストシーズンとなると、わずか6月から8月までの期間だけ。しかも天候によっては入れず、理想的な時間も太陽の光の差し込んでくる角度がちょうど良いお昼前、とされています。自然が相手のため、入れるかどうかは現地で確認する以外に方法がありません。
ヴィス島では緑の洞窟ツアーも見つけられます。これは近くのラヴニク島にある洞窟を、遊泳して楽しむツアーのこと。こちらも開催条件が厳しく、天候も前日にしかわからないため、予約は必須と言えるでしょう。それでもエメラルドグリーンの光線が入ってくる海食洞は、自然の神秘という言葉がぴったりの美しさです。
※本記事は2017年4月時点の情報です
更新日:2025/05/01