インドネシアの気候ガイド。ベストシーズンはいつ?
日本とインドネシアでは、気候が大きく違います。熱帯性気候であるインドネシアには、雨季と乾季があります。気候の特徴と、観光のベストシーズンを詳しくご紹介します。
大小多くの島々からなるインドネシア。日本とは異なるさまざまな文化で楽しませてくれます。それでは気候はどうでしょうか。「私は雨女」なんて人は、乾季を選んで日程をたててみてはいかがでしょう?
インドネシアは、赤道にまたがる1万以上もの島々を抱える国。熱帯性気候の地域が多く四季がないかわりに、雨季と乾季が交代でやってきます。
雨季は10月から3月の期間で、湿度が高く雨の日が続きます。特に12月と1月は雨が集中するシーズンです。乾季は4月から9月の期間で、カラっと晴れた日が続きます。
インドネシアの乾季の場合、さほど湿度は高くありません。この期間の降水量の比較では、日本のほうが多いくらいです。乾季はからっとした快晴が続き、平均気温も27度前後と快適です。ただし朝方は21度から23度とやや涼しくなるため、羽織るものを持ち合わせておくと良いでしょう。
雨季に入ると毎日のように雨が降りますが、短時間のスコールが襲うというパターンがほとんど。雨に備えて、カッパや折り畳み傘などを携帯しておけば良いでしょう。この期間でも、スコールを避ければ観光は可能です。
雨を気にせず観光を満喫したいならば、乾季を選ぶことがおすすめです。インドネシアのベストシーズンはだいたい4月から10月の間で、安定した気候のもとでアウトドアや観光を楽しめます。サーフィンのベストシーズンは6月から8月、マリンスポーツもぜひこの時期を狙ってみましょう。
人気の観光地バリ島は、7月と8月に最も涼しくなります。この時期のバリ島は日本の夏休みにもあたるために人気のシーズンです。トバ湖のような高原のエリアは、平野部に比べて気温も低めで過ごしやすく、リゾートとしても最適です。
熱帯性気候であるインドネシアは、乾季と雨季があります。観光を満喫したいならば、乾季に訪れると良いでしょう。特にベストシーズンは4月から10月です。インドネシアならではの大自然を満喫しましょう。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/06/16