歴史に自然に芸能に!インドネシアのジャワ島おすすめ観光スポット
歴史的な建造物や、なかなか足を踏み入れることのできない自然。ジャワ島にはここだけにある観光スポットが盛りだくさん。インドネシア通たちにも人気のツアーへと出掛けませんか?
日本から直行便で約7時間のインドネシア。時差はほとんどなくお手軽に行ける場所ですが、ジャワ島という名前は思い浮かんでも、何があるのかよくわからないという方もいるのでは。そこで、今回はジャワ島のおすすめスポットをご案内します。
ジャワ島中央に位置する古都ジョグジャカルタ。京都のイメージに近いこの都市は、王宮文化が色濃く残る特別州です。
日本ではあまり知名度が高くありませんが、バリ島に比べて物価も安く3千円程度で良質なホテルに宿泊できます。伝統工芸品も数多く、買い物もお土産選びも楽しめるおすすめの場所です。ガムラン音楽や影絵芝居でも有名で、芸能の街としても知られています。
ジャワ島中央部に位置するソロ。正式名称はスラカルタといいます。かつてはマタラム王国の王都でしたが、オランダからの独立戦争の際に自治権を失います。
ここにはまるでマヤ文明を想起させる2つの寺院があります。それが3匹の亀の石像が鎮座する「スクー寺院」と、巨大な亀の像を中心にコウモリ、象、ナマズ、エイ、ネズミなどの像が配置される「チュト寺院」。インドネシアでも異彩を放つ雰囲気の寺院です。
世界で最も危険な場所とも言われる、ジャワ島東部の「カワイジェン火山」。この火山の中には、通称「死の湖」と呼ばれるイジェン湖があります。この不吉な名前の由来は、湖にpH0.1の超高濃度の硫酸が溶け込んでおり、その水蒸気を吸い込んだだけでも死に至る危険性があるからなのです。
夜になると、硫黄成分が燃えた炎色反応により、幻想的な「青い火山」を見ることができるのですが、その美しさを見るには命がけというわけですね。
ジャワ島の東部にある、ヒンズー教の火の神・ブラフマが住む山として、古くから聖地として崇めているブロモ山。
ここプロモ山には言い伝えがあります。子どもが生まれずに悩んでいた女性がプロモ山の火の神様にお祈りしたところ、なんと25人もの子どもを授かったというのです。ブロモ山の麓に住むテングル族は、この夫婦の子孫だと信じられています。
以上、4つのスポットをお伝えしました。どれも幻想的なおすすめスポットなのですが、すべてアクセスの便利なところにあるとはいえません。特にカワイジェン火山は、個人的に行くことがなかなか難しい場所です。これらのスポットに行かれるなら、ツアーに参加することをおすすめします。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/05/01