インドネシアは日本より物価が安いって本当?
現地で働く人の月収は日本に比べれば低いため、インドネシアの物価は格安です。旅で高級店を使っても、お得に感じられるでしょう。
旅行に行く際、現地の物価は気になるもの。旅先でぼったくりにあわないためにも、現地での相場を知ることは大切です。ここでは、インドネシアの物価事情について確認していきましょう。
インドネシアの通過はルピアです。だいたい1万ルピアで80円から100円に相当する、と考えておくとよいでしょう。ちなみに首都のジャカルタで働く人の最低月給は、日本円換算で2万5,000円ほど。日本に比べれば、物価は相当安いといえるでしょう。
飲み物も、日本に比べれば格安です。ミネラルウオーターのペットボトルは、レストランでは500ml1本40円程度、コンビニなどでは19円ほどで買えます。コーラの500mlペットボトルも68円ほどです。
ただし、イスラム教徒の多いインドネシアでは飲酒が一般的でないため、ビールなどのアルコール類は若干割高です。ビールの場合、1本あたり120円前後です。
インドネシアでの食費は、利用するレストランによって値段が変わると覚えておきましょう。ローカルの庶民的なレストランでは、1人あたり200円から300円で済みます。ショッピングのモールに入っているようなお店でも、500円から1,000円で十分です。
外国人観光客相手の高級レストランを利用するなら、チャージ料含め1人あたり2,000円は用意しておいたほうがよいでしょう。ただし値段の高いレストランほど、衛生面は安心できることも覚えておきましょう。
タクシーは、初乗り50円から120円ほどが相場です。鉄道は、列車の種類にもよりますが10円から100円ほどで利用できます。
バスは、大体10円から60円ほど。なかでも小型の乗り合いバス、アンコットなら20円程度と激安です。ただし、混雑していてスリなどに注意する必要があります。
他にもオート三輪タクシーやオートバイタクシーもありますが、運転手との交渉で価格を決めるため、初心者にはあまりおすすめできません。
宿泊施設の相場は、ホテルのグレードによって左右されますが、日本よりも割安です。高級リゾートホテルでは1万円から2万円、スタンダードクラスのホテルでは3,000円から5,000円。費用をとことん抑えたい人には、ゲストハウスに泊まりましょう。設備はホテルに比べれば劣りますが、1,000円程度で宿泊できるところが多いです。
インドネシアの物価は、基本的に日本より安いです。ただし高級なお店を利用すれば、相場は日本とほぼ同じです。賢く選んでお得な旅をしましょう。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/05/01