タバコ大国インドネシア!タバコに関する情報いろいろ
インドネシアのお土産に、タバコを購入したことはありませんか?インドネシアは喫煙者がとても多い国として知られています。特に現地の人の間では、クレテックという香料入りのタバコが人気です。値段から試したい銘柄まで、喫煙者なら気になるタバコ事情に迫ります。
日本で普段吸い慣れたタバコを旅行先に持っていきたい、逆に現地で購入した珍しいタバコを持って帰りたい、と考える人もいるでしょう。
インドネシアではタバコの持ち込み、持ち出しには一定の制限があります。まずは年齢制限、21歳以上でないと持ち込み・持ち出しともに禁止です。持ち込みの場合は、紙巻きタバコ200本または葉巻25本、刻みタバコ100グラムまで。持ち出しの場合は、紙巻きタバコ200本または葉巻50本、刻みタバコ1000グラムまでが許可されています。
インドネシアでも最近では禁煙・分煙の場所が増えてきています。2010年には法律で「公の場での喫煙は違法」と定められ、駅や病院、ホテルやレストランなど原則禁煙のところが増えてきています。タバコを吸うなら、喫煙所に行ったほうが無難です。
ホテルでも客室含めて禁煙のところもあるので、スタッフにどこで吸ったらいいのかあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
インドネシアではコンビニからスーパー、雑貨店までさまざまなところでタバコが販売されています。価格は日本よりも断然安く、1箱1万5000ルピア(約110円)ほど。また自由価格で販売されているため、基本的に免税店よりも街中のほうが安く購入できです。
ただし、若年層のタバコ問題に悩むインドネシア政府はタバコの大幅な値上げを計画しており、今後は割安感も少なくなりそうです。
インドネシアのタバコといえば、タバコの葉にクローブなどの香料を混ぜたクレテックといわれる種類が一般的です。独特の味わいのハマる人はハマる味で、タールとニコチンの含有量は高め。ガラムやジャルム・スーパー16などの銘柄が有名です。
タバコを規制する動きがあるものの、まだまだインドネシアは喫煙大国です。法律やマナーを守りつつ、現地ならではの銘柄を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/05/01