インドのコンセントや電圧など、現地で充電するための基礎知識
インドのコンセントなどの電気事情は、日本とは違うことばかり。コンセントの形が違ったり電圧が違ったりと、そのままでは使用できない場合がほとんどです。そこで変換プラグや変圧器など、必要なものは事前購入がおすすめ。ヘアドライヤーなどは、ホテルで用意していないか事前確認をしてみましょう。
日本と海外では、コンセントの形状が違うことがよくあります。インドも例外ではなく、日本の電化製品はそのままでは使用できません。
そこで必要になるのが変換プラグ。現地でデジタルカメラやスマホの充電をするなら、荷物に変換プラグを追加しましょう。
実はインドのコンセントの形状は、統一されていないためさまざまです。
差し込み口がいろんな種類に対応していることもあり、穴だらけでちょっとビックリしますが、主流はB3タイプ(丸いピンが3本)、Bタイプ(丸いピンが2本)、Cタイプ(丸いピンが2本)、BFタイプ(角形ピンが3本)の4種類です。
どんな形状でも使えるマルチタイプを選びましょう。ホテルによっては、日本と同じAタイプ(角形ピンが2本)が使える場合もあります。ホテルがあらかじめ決まっているなら、事前にチェックしてみましょう。
さらに注意するのが電圧です。日本は100Vですが、インドの電圧は220~240V。そのためそのままコンセントに差してしまうと、機械が壊れたり火事になったりしてしまうことがあります。
そこで電化製品をインドで使うなら、事前に電圧が対応しているかを調べる必要があります。インドの電圧は海外対応製品なら使える場合も多いので、新しく買い足す予定ならお店で聞くのが良いでしょう。
「いつも使っている電化製品をインドでも使いたい」という方は、製品の対応電圧をチェックしましょう。
電化製品には通常、機器の側面や底部にシールやラベルで対応電圧が表示されています。ここが「100-240V」などの場合、インドの電圧220~240Vにも対応という意味ですので、持って行っても問題なく使えます。
近年発売された携帯電話・デジタルカメラ・パソコンなどの充電器は、多くが海外対応製品のため、そのままでも使える可能性が大です。
一方ヘアドライヤーなどは、日本でしか使えない製品の方が一般的。このような場合は変圧器を通して使用しますが、変圧器はかなりの重量物で荷物もかさばりがち。
そこでヘアドライヤーなどは、ホテルで用意していないかを事前に問い合わせることをおすすめします。
インド旅行をする場合、電化製品の使用にマルチタイプの変換プラグが必要です。ホテルによっては用意していることもありますが、絶対にあるわけではないうえに、日本のプラグだけ使えないことも十分に考えられます。
そのため変換プラグなどの必要なものは、日本で購入する方が安心でしょう。大型家電量販店などで、店員さんに相談しながら購入するのがおすすめです。
※本記事は2017年10月時点の情報です