インドの無料Wi-Fi事情と、インターネットを快適に使う方法
インドで無料Wi-Fiを使えるのは、空港やホテル、街中のカフェやレストランなどです。デリーやムンバイなどの主要都市にあるお店なら、利用できると考えても大丈夫。ただし、通信速度やセキュリティー面などを考慮すると、現地のSIM調達やレンタルWi-Fiの利用といった対応も検討したほうが良いでしょう。
スマートフォンなどが現地で使えると、旅行がとても便利になります。そんなときに役に立つのがフリーWi-Fi。インドも近年、Wi-Fiを利用できる場所が都市部を中心に広がってきています。
ただし、通信速度があまり速くなく、SMS認証をしないと利用できないサービスもあるなど、便利とは言い切れないのが実情です。少しでも快適にインターネットを利用したいなら、Wi-Fiルーターのレンタルも検討するほうが良いでしょう。
インドでは大都市でも、公共の無料Wi-Fiが利用できるところがまだまだ少数派。セキュリティーに不安のある野良Wi-Fiもあるので、あまり期待しないほうが良さそうです。
インドの主要空港では、無料Wi-Fiを利用できます。日本から直行便のあるインディラ ガンジー国際空港の場合、登録すれば30分間利用が可能です。
近年、インドの鉄道の主要駅では、グーグルの協力で無料の公衆Wi-Fiサービスが始まっています。すでに100以上の駅への設置が完了しており、今後もさらに増える予定です。
どちらもSMS認証が必要になるため、SMSが受信できるように設定しておく必要があります。契約キャリアによって異なるため、旅行前に確認すると良いでしょう。
ほとんどのインドのホテルでは、Wi-Fiを設置しています。ただし、有料だったりロビーやレストランなど限られた場所でしか使えないケースも多め。ホテルによっては通信速度も遅いので、利用方法が限られてしまうかもしれません。
バックパッカー御用達のゲストハウスは、意外とWi-Fiを利用できる場所が多め。セキュリティーや通信速度など利用に不安はあるものの、予約時に料金などと確認をする価値は十分にありです。
インド都市部のカフェやレストランでは、無料Wi-Fiを提供しているお店もあります。日本でも出店しているチェーン店なら、店員さんにパスワードを教えてもらえばWi-Fi利用が可能です。
ただしインドのローカルなお店では、SMS認証が必要な場合が多め。さらに都市部を離れてしまうと、無料Wi-Fiを提供しているところは少ないのが現状です。
もしものためにも、いつでもインターネット接続できるようにしておくほうが安心ですね。そのためインドでは無料Wi-Fiに頼らず、現地のSIMカードやWi-Fiルーターをレンタルすることをおすすめします。
SIMフリー端末に現地で購入したSIMカードを入れて使う方法です。あらかじめ使える通信データ量が決まっていますが、1,000円程度から購入できるのでお得です。
ただし、インド在住の知り合いの連絡先を求められることがあるので、短期旅行では現実的ではないかもしれません。
旅行前に日本でWi-Fiルーターを借りていく方法です。日数でレンタルできる・複数人でも使える・現地の無料Wi-Fiスポットを利用するより通信速度が速い・セキュリティー面でも優れている、と短期旅行ならベストな選択です。
機材などは、事前予約して空港のカウンターで受取・返却します。追加バッテリーなどのオプションもあるので、必要なものはあらかじめオーダーしておきましょう。
※本記事は2017年10月時点の情報です
更新日:2025/06/16