インド三大祭りを体験しよう! 観光客が参加するポイントまとめ
インドの祭りは独特で刺激的。特に「ホーリー」「ダシャラー」「ディワーリー」は三大祭りと言われ、大きな盛り上がりを見せます。ホーリーは外国人観光客も多く参加しますが、この期間は街の雰囲気が一変するので、不要なトラブルに巻き込まれないよう注意が必要。特にディワーリーは、交通の混雑にも気をつけましょう。
インドには神に祈りをささげるお祭りや収穫祭など、多種多様なお祭りが一年中開催されています。
何百年も続く伝統ある祭りは、日本人にとっては独特で刺激的なこと間違いなし。同じ祭りでも地域によって内容が異なるので、訪れた土地でぜひ楽しんでみてはいかがでしょう。
特にインドの三大祭り、「ホーリー」「ダシャラー」「ディワーリー」の日は街全体がお祭りムードになります。開催日は毎年変わるので、祭りを見たり体験したりしたいという人は、事前に日にちを調べて行きましょう。
毎年3月ごろに開催される、ヒンズー教最大のお祭り。春の豊作祈願や各地の悪魔払いなどがあわさって、現在のような盛り上がりと見せるようになりました。
みんな分け隔てなく盛り上がることが目的のため、この日だけは相手に関係なく色水の入った小さな風船や粉をかけあい、ダンスや歌で盛り上がる無礼講になります。
特に観光客がこの祭りで盛り上がるようになり、世界中にカラフルな祭りとして知られるようになりました。一緒に盛り上がりたい人が捨ててもいい服を用意してやってきます。
地域により決まりはあるものの、普段は飲酒をしないヒンズー教徒も昼間から飲んだりと、いつもと違う雰囲気を楽しめます。
ただし熱狂的になりすぎる都市もあるので、現地の様子はあらかじめ調べることをおすすめします。
毎年9月~10月ごろに行われる祭りで、10日間ほどに渡って長期間で開催されます。地域によって異なるものの、北部では叙事詩「ラーマヤナ」の舞台が演じられるなど、さまざまなイベントや出し物が行われます。
もっとも盛り上がるのは最終日。祭りのためにつくられた魔王ラーヴァナやドゥルガー女神の像が、燃やされたり川に流されたりします。熱狂の中、いくつもの像が次々に川に流されていき、街には夜中過ぎまで完成が響きます。
ヒンズー教の新年の祝いの祭りで、毎年10月~11月の新月に行われます。
別名「光の祭り」とも言われ、光が暗闇に勝利したことがその起源だそう。期間中は家中の電気をずっとつけっぱなしにして、夜も家の内外にろうそくがともされます。
ヒンズー教の新年にあたるため、この期間は服や家電などの買い物をする人たちで街がにぎわいます。しかし会社などは休みとなるために帰省客も多く、交通機関は混雑してしまうので注意が必要です。
お祭り中は街全体がエキサイティングな雰囲気に。一人での外出が危険なくらいになる場合があるので気をつけてください。
ディワーリーの前後数日間は役所や会社が休みになるので、旅行者は注意しましょう。国内線の飛行機や鉄道といった交通機関も、この時期は帰省する現地の人たちでごった返すので、計画時に考慮しておきましょう。
※本記事は2017年10月時点の情報です
更新日:2025/05/01