インドでビール! キングフィッシャーなど定番4種とお酒の豆知識
インド旅行へ行ったらビールも味わいましょう。インドではキングフィッシャーが有名で、それ以外にもマハラジャビールやゴッドファーザーなどの銘柄も見つけられます。ただし、伝統的な家庭では飲酒になじみがないので、外国人向けのお店で楽しむほうが良いでしょう。
実はもともとインドでは、飲酒をする方は多くありませんでした。しかし、近代化や外国人観光客の増加により、都市部のホテルやその周辺でお酒が飲めるバー・レストランが増えてきています。
ビールを飲めるお店も多く、インドならではの味を楽しめるでしょう。ただし泡をつくらないようにする注ぎ方は、日本人には少々違和感があるかもしれませんね。
日差しが強く暑いインド。そのためビールはすっきりとした味わいのものが多く、種類にもよるものの総じてのど越しさわやかで、油っこいものの多いインド料理と相性もばっちりです。
国際的なビールフェスタでも受賞歴のある、インドで最も有名な定番ビール。キングフィッシャーとはカワセミという意味の英語で、ラベルにも鮮やかなカワセミが描かれています。
「プレミアム」「ストロング」「レッド」などさまざまな種類がありますが、インドでのスタンダードはアルコール度数が約5%のプレミアム。バランスのよいさっぱりとした味わいで、クセがなく飲みやすいです。
キングフィッシャーほど多くは流通していませんが、アルコール度数5%、程よい苦味と少し強めの炭酸で飲みごたえあり。こちらのビールもおすすめです。
根強い銘柄のビールで、のど越しさわやかな「ラガー」、アルコール度数6.5%と高めの「スーパーストロング」をラインアップ。日本ビールのような高品質ビールです。
もともとオーストラリアの銘柄ながら、インドでもおなじみのビール。こちらもさっぱりしていて、清涼感満点の飲みやすさが特徴です。
インドは飲酒NGの国ではなく、主に外国人観光客相手のスポットやホテルの周辺なら、お酒が飲めるレストランやバーが多くあります。
しかしイスラム教やヒンズー教では、飲酒がよく見られることはありません。たとえ外国人であっても、酔っ払って街中をフラフラ…… なんて行為は避けましょう。
実際にビールを飲んでみて、気に入ったらお土産として買って帰るのもおすすめです。キングフィッシャーなどはラベルもカラフルでおしゃれで、喜ばれるお土産のひとつです。ただし、日本への持ち込み量には制限があるので注意しましょう。
インドには年に数回、「ドライデー」というアルコールの販売が禁止される日があります。この日はどこのお店へ行っても、お酒を飲んだり購入したりすることができないので、こちらも注意が必要です。
※本記事は2017年10月時点の情報です
更新日:2025/05/01