【イタリアのWi-Fi事情】後悔しないためにも、出発前に要チェック
イタリアでも、公共Wi-Fiネットワークの立ち上げが進み、徐々にWi-Fi接続環境が整いつつあります。ホットスポット以外でも、海外用Wi-Fiルーターと契約していればインターネット接続が可能です。
インターネットは、旅先での情報収集に欠かせません。特にフリーのWi-Fiが使えれば、通信料を気にせずにインターネットへつなげます。快適な旅をサポートしてくれる、現地のWi-Fi事情についてまとめました。
ローマ県では、Provinca Wi-Fiという公共のフリーWi-Fiを利用できます。事前登録で誰でも使える便利なサービスですので、日本であらかじめ利用登録を済ませておきましょう。
登録手数料として0.50ユーロがかかりますが、後は無料かつ無制限。県内のホットスポットでWi-Fi回線が使えるほか、ヴェネツィアやジェノヴァ、フィレンツェなどの主要都市が参加するFree Italia Wi-FiというネットワークのWi-Fiも利用可能になります。
Provinca Wi-Fiに登録しておけば、イタリアの各地でインターネットを使えるようになりますね。
カフェやホテルなどでも、フリーWi-Fiを提供しているお店が増えつつあります。アクセスにパスワードが必要なら、店員に尋ねてみましょう。テーブルにパスワードを書いた紙を置いているお店もあります。ローマ三越のように、パスワードなしで使えるお店もあります。
公共のWi-Fiの場合、現地でのサポートはないものと考えた方が無難です。事前に使い方などをよく調べておきましょう。
お店のWi-Fiを使う場合には、接続が遅い、電波が弱いなど、思うように使えないことがあります。そもそも機械が壊れていることもあるので、使う前にきちんと店員に確認を取っておくと確実です。
これはイタリアに限りませんが、無料Wi-Fiスポットを利用する場合、セキュリティに関しては完全に自己責任です。情報の管理には十分に気をつけましょう。
ホットスポット以外でインターネット回線を使う場合には、海外用Wi-Fiルーターの利用が便利です。この携帯用のルーターでは、現地の通信会社の通信回線を利用してインターネットを使うことができます。
数台の電子機器をインターネット回線につなげるから、数人でシェアすることも可。短期旅行であればレンタルで十分ですから、さまざまな会社のレンタルサービスを比較してみるとよいでしょう。
インターネットは、旅の必須ツールです。現地で思い切り観光を楽しむためにも、Wi-Fiルーターの契約や現地の公共Wi-Fiの利用登録といった、事前準備が大切です。
※本記事の内容は、2016年11月時点の情報です。
更新日:2025/05/01