イタリアは英語OK!……と思っていると大変なことに!?
イタリアは世界でも有数の観光国ですが、あまり英語が通じない国としても知られています。空港や観光地のホテル、レストラン、お土産物屋さんなどは英語が通じますが、片言のイタリア語でもあいさつすれば、現地の人との距離も縮まるはず。
旅先で心配なことのひとつがコミュニケーション。特に英語圏以外の国では悩みますよね。観光大国のイタリアも、実は英語があまり通じない国。イタリアの英語事情や覚えておきたいイタリア語はどうなっているのでしょうか。
世界的な観光大国イタリアには、毎年世界中から多くの観光客が訪れます。ところが一般的に、オランダや北欧諸国などのゲルマン民族圏に比べると、イタリアやスペインやフランスは英語が通じにくい国といわれます。
イタリアでは小学校から英語教育がされているため、若い世代には英語を話せる人が多くいます。しかし南部に行くほど英語が通じにくく、大都市ナポリでさえ「何を言ってるのか分からない」とジェスチャーで返されてしまうことも……。
観光客の多い場所なら、英語でコミュニケーションをとることは可能。空港やホテル、レストラン、お土産物屋さんには、たいてい英語を話せる人がいるので安心です。またミラノやローマ、フィレンツェなどの大都市では、チケットの券売機や道路標識、看板などがイタリア語と英語を併記しています。
タクシーの運転手さんは、英語を話せないと考えたほうが良いでしょう。そこで、イタリア語で書いたメモを用意しておけば安心です。
自国の言語で話しかけられるとだれでもうれしいものです。あなたも片言のイタリア語で、現地の人に話しかけてみましょう。
「おはよう/こんにちは」=「ボンジョルノ」や「こんばんは」=「ボナセーラ」などのあいさつは、毎日のように使えて便利ですね。
「ありがとう」=「グラーツィエ」、「じゃあね」=「チャオ」は、買い物をした後に一言付け加えるとスマートです。
レストランやカフェでオーダーするときには「○○○、ペルファボーレ」!
○○の部分に注文したいものを入れると、店員さんもきっとにっこりしてくれるはずです。
旅先では現地の言葉を使うと、人と人の距離がぐっと縮まります。郷に入っては郷に従え!の精神で、単語だけでもよいでの積極的に話しかけてみましょう。
※本記事は2016年11月時点の情報です
更新日:2025/05/04