イタリア旅行

イタリアの世界遺産マテーラの洞窟住居を見に行こう!

1993年に登録されたイタリアの世界遺産、マテーラの洞窟住居をご存じでしょうか。同じ世界遺産のアルベロベッロのトゥルッリは、姿もかわいらしく日本での知名度はトゥルッリのほうが上かもしれません。しかしサッシ(=石)と呼ばれる洞窟住居と洞窟教会は、訪れた観光客から非常に高い満足度を得ているとも言われています。

イタリアの世界遺産・マテーラの洞窟住居とは

イタリア南部、ブーツの土踏まずに位置する6万人ほどが暮らす小さな町、マテーラ。この町にある世界遺産、渓谷の岩場を掘ってつくられた洞窟住居群「マテーラの洞窟住居」は、現在3,000以上が確認されています。

この洞窟住居は、グラヴィーナ渓谷の斜面の凝灰岩を掘ってつくられたもの。もともとは天然洞窟を住居としていましたが、徐々に人工の洞窟もつくられ、住居や街としてのかたちが整えられたと言われています。

マテーラの洞窟住居と洞窟教会

洞窟住居がつくられた時期は正確には判明していませんが、旧石器時代にはすでに人が住んでいた形跡があります。8世紀頃からは、イスラム教徒から迫害を受けたキリスト教の修道士も移り住み、130ほどの洞窟聖堂をつくったとされています。そしてそれらは、今なおそのかたちはほぼ完全な状態で残っており、静かにその神聖さを見せています。

13世紀につくられたロマネスク様式の大聖堂もすばらしいですが、数ある洞窟教会の中で唯一フレスコ画が残る「サンタルチア・アッレ・マルベ教会」は、必ず訪れておきたい場所。「授乳の聖母」「大天使ミカエル像」は必見です。教会内の柱に存在する、湿気を逃す機能を持つ穴も、注意して見てみると面白いですね。

マテーラ観光時の注意点

世界遺産に指定されているマテーラの洞窟住居地区は、現在もホテルや住居として使用されています。ただし空き家も数多くみられ、そのため夜の洞窟住居はあまり人通りがありません。夜遅く、不必要に出歩くことは避けたほうがいいでしょう。

マテーラへのアクセス

プーリア州のバーリからは、私鉄で2時間ほど。ローマやナポリからは、国鉄でいったんバーリまで行き、上記の私鉄に乗り換える方法が良いでしょう。ローマ・ナポリからバーリまでは所要時間4時間です。ナポリからなら、マテーラ行きのバスもあります。こちらの所要時間は5時間程度。

運転に自信のある方は、レンタカーがおすすめです。近くのバーリの空港から、あるいはローマやナポリからでもいいでしょう。所要時間はローマからバーリまで5時間弱です。車を使えば、マテーラからアルベロベッロへ1時間程度で行けます。合わせて観光を考えている場合は、プランに入れてはいかがでしょう。

※本記事は2017年1月時点の情報です

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更新日:2018/09/22

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