カンボジアの祝日4選。お祭りムードも一色
カンボジアでも祝日に盛大なイベントを催すことがあります。お正月や子供の日など、日本でも祝日にお祭りを開催することがありますが、今回は時期が合ったら訪れてみたい、カンボジアの祝日に開催されるお祭りやイベントについてご紹介します。
毎年11月の中頃に行われる水祭りは、カンボジア最大級のイベント。カンボジアを流れるトンレサップ川の流れが変化してメコン川に流れ込むと、カンボジアでは漁の季節が始まります。それをお祝いして、水祭りは盛大に開かれます。
水祭りは普通のお祭りとは違いただお祝いをするのではなく、ボートレースが開催されるため活気あるお祭りといえます。現地の人も大好きなボートレース。迫力のレースは盛り上がること間違いなしです。
長くカンボジアを支配していたポルポト政権からの解放を記念した記念日が、1月7日にあります。政治的な祝日でもあるので、与党が党本部に各国の大使を招くなどの式典が行われます。この日は人々が自由と平和をひときわ強く感じる日なので、現地の人と一緒に喜びに浸りながらお祝いをしましょう。
日本にも旧正月があるように、カンボジアにも独自のお正月があります。それがクメール正月で、4月13日がいわゆる大みそか、14日がお正月となっています。もしもこの時期にカンボジアに行くことがあったなら、ぜひ街に出て現地の人と正月を祝ってみてください。ビールをかけ合って祝う若者や、ダンスクラブに変身するお寺など、町の様子が一変しますよ。
プチュンバンと呼ばれるカンボジア式お盆では、お寺にお参りしたり、実家に帰省したりと、日本のお盆とよく似ています。プチュンバンは10月前半で3日ほど続きますが、その間は多くの個人商店などは閉まってしまいます。観光客向けのレストランやお店などは開いていますが、できるならプチュンバン前にペットボトルの水などを買っておくと良いでしょう。
カンボジアには日本に似たお祭りからカンボジア独特のイベントまで、さまざまな祝日があります。旅行の時期とお祭りの時期がかぶったなら、街に繰り出して現地の人と一緒にお祝いしてみてはいかが。
※本記事は2016年12月時点の情報です
更新日:2025/05/02