マレーシアでモスクめぐりの旅! 服装には気をつけて
イスラム教の国マレーシア、国内にはたくさんのモスクが建っています。交通の便が良い国立モスク、美しい青色に圧倒されるブルーモスク、かわいいピンク色のプトラモスクなど、訪れてみたいものばかりです。
マレーシアの国教はイスラム教です。そのためマレーシアを旅していると、イスラム教の寺院であるモスクが数多く見られます。ここでは、その中から圧倒されるほどの美しさを誇るモスクを紹介します。
クアラルンプール駅から徒歩すぐという立地の良さから、多くの観光客が訪れる国立モスク。イスラム美術が随所に施された、巨大で美しいモスクです。
特徴的な外観のデザインや内部の美しいステンドグラスなど、華麗なる空間に目を奪われるほどの造形美を誇ります。世界各国の言葉に翻訳された閲覧自由のコーランが置いてあるので、興味のある方は手にとってみてはいかがでしょうか。
ブルーモスクの愛称で親しまれているスルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク。その名の通り、外観も内側も鮮やかな青が印象的なモスクです。
142メートルもの高さを誇る世界でも屈指のミナレットは、見るものを圧倒します。内部の見学は無料で、ボランティアのガイドが英語で案内してくれます。
マレーシアの行政機関が集中しているプトラジャヤには、女性心をくすぐるピンクのモスクがあることで知られています。ピンク色の花こう岩で造られた建物は、ドームのアラベスクや幾何学模様など細部に至るまでその職人技にため息が出ます。信者以外は入り口のみ見学可能です。
神聖な祈りの場であるモスクの見学には、いくつかの注意が必要です。まず、ほとんどのモスクではイスラム教徒以外の見学時間が限られています。さらにモスクに入るためには肌の露出も禁じられているので、入り口の貸し出しコーナーでケープの着用しなければなりません。モスクを訪れる際には、見学時間など事前に調べてから行きましょう。
ピンクのプトラモスクには土産物屋やカフェが併設されていて、ゆっくりと時間を過ごすことができます。ただし、あくまでも神聖な祈りの場であることをお忘れなく。
※本記事は2017年2月時点の情報です
更新日:2025/05/01