マレーシアでイポー観光! 行き方や見どころをチェック
マレーシアのイポーへは、クアラルンプールから高速鉄道やバスが出ており、2時間半から3時間で到着する観光地です。かつて鉱山の町として栄えた町では、駅舎や旧市街の大通りにある美しい建築物や、「もやしチキン」に代表されるおいしいグルメを楽しめます。
マレーシア第3の都市として知られるイポー。ここでは、人々の日常に触れながら、美しい町並みやアート、絶品グルメに出会うことができます。ぜひ立ち寄ってみたい、イポーの楽しみ方をご紹介します。
近年ますます注目を集めるイポーは、マレーシアでも2大観光地であるクアラルンプールとペナン島との間にある町です。クアラルンプールやペナンからは高速バスが運行しており、クアラルンプールからは高速鉄道ETSも出ているため、気軽にアクセスできる観光地だといえます。クアラルンプールから高速鉄道ETSで、約2時間半で到着します。
鉄道を利用していなくても、ぜひチェックしてほしいのがイポー駅の駅舎です。町の中心にあるイポー駅は、20世紀初頭に建てられたもので、白く輝くコロニアル建築が目玉。イポーを囲む岩山との調和も見事です。まるで宮殿のようなこの建物は駅とは思えないほど美しく、イポーの町の歴史を実感することができます。
イポーで目を引くのは駅舎だけではありません。ノスタルジックな雰囲気の大通りは、まるでヨーロッパのように美しく上品です。そしてチェックしたいのが路地裏。狭い路地に植木鉢が並ぶ古びた建物からは、イポーの日常の姿を知れるだけでなく、その独特な美しさを楽しめるスポットでもあります。
またイポーでは、ウォールアートも必見。マレーシアで活躍するアーティストがペイントした作品を町中で見ることができ、アートの町としても人気を集めています。
イポーはグルメの町としても有名です。石灰岩でろ過された地下水が流れるイポーでは、その水で育ったもやしが名産です。そんなもやしとうま味のある地鶏を合わせ、しょうゆダレで味付けした名物が「もやしチキン」。他にも飲茶などの中華料理が充実しており、ローカルレストラン巡りを満喫できます。
かつて鉱山の町として栄えたイポーは、その名残がある美しい町並みを留めながら、現在でも生活の場としてゆったりとした時間が流れる場所です。壮大な山々に囲まれ、美しい建物を見ながら食べるグルメは絶品です。クアラルンプールやペナンからもアクセスしやすいため、ぜひ立ち寄ってみたい観光スポットです。
※本記事は2017年2月時点の情報です
更新日:2025/05/04