シンガポール・シティエリアの観光おすすめスポット7選
シンガポールの中心地シティは観光に最適なエリア。美術館や博物館などの見どころが充実し、1日だけでは時間が足りないほどです。歴史的な建築の聖アンドリュース大聖堂、シンガポール国立博物館や切手博物館のコレクション、さらに近未来の植物園やマーライオンと、知性や美的感性を刺激することでしょう。
シンガポールの中でも特に注目されているシティ。
大きく分けて二つのエリアが存在していて、一つは博物館や美術館が点在するシティ・ホールエリア。もう一つは東南アジア初と言われる複合リゾートの「マリーナベイ・サンズ」があるマリーナ・ベイエリアになります。ここはまさにシンガポールの中心地であり、文化の中心でもあり、人気の観光地となっています。
海外旅行に行ったら大聖堂や教会の観光は欠かせないという方も少なくありません。美しい装飾や絵画など見るものはたくさんあります。
この聖アンドリュー大聖堂は、1800年代に当時の英国国教会の教会として建てられた白亜の教会。内部には豪華なステンドグラスがあります。ちょっと足を休めしたいという時に見学すると良いようです。建物内は無料で入場拝観できます。
ビクトリア様式の建築がひときわ目を引く博物館です。館内では、シンガポールの歴史が分かりやすく紹介されています。シンガポールの歴史に触れる貴重な機会ですから、旅行の際にはぜひ訪れたい場所です。
中国文化とマレー文化が融合して出来上がった「プラナカン文化」を紹介している博物館です。館内には陶器をはじめビーズや刺しゅうといった、当時の生活を思い起こさせる雑貨類が数多く展示されています。
ポップな色彩感覚に加え、ハンドメードならではの不ぞろい感が体温を感じさせるようなコレクションを目にできる機会はそうありません。それに併せて、プラナカン文化の歴史や生活様式についても造詣を深めることができるでしょう。
日本ではなじみの薄いプラナカン文化ですが、東南アジアをまたぐこの文化を紹介する博物館としては、この博物館が世界初。異文化の融合という歴史の生み出した産物について知ることは、シンガポールの旅にまた違った味わいをもたらしてくれるはず。館内のショップにはかわいらしい雑貨が多く扱われていますので、お土産探しにもぴったりですね。
切手収集、というとイギリス王室の切手コレクションなどが有名ですね。ニッチな趣味の世界と思われがちですが、昔から切手収集は「趣味の王様」と称されてきました。レアな切手には億の値段がつき、欧米では資産として切手収集をする風潮もあるのだとか。
シンガポール切手博物館は世界中の切手が数十万種類以上所蔵していて、珍しい金の切手やかなり古い切手などレアなものも数多く見られます。小さい紙片に広がる芸術的な世界観を楽しみながら、各国の歴史をたどるひと時を過ごせます。
なお、博物館の建物は1900年代初頭にイギリス系中国人のために建てられた学校で、建物自体も観光名所の一つに数えられています。外観のかわいらしい造りも一見の価値ありでしょう。
通称「ドリアン」と呼ばれるこちらの建物は、マリーナエリアにあります。こちらの建物の可愛らしい丸型は、なんと「ハエの眼」がモチーフ。
おしゃれでアートな雰囲気満載の建物内部には、レストランやお土産店、スパなどのリレクソロジー施設、コンサートホール、図書館、劇場などが入っています。ミュージアムでは定期的にイベントや企画展が開催されていて、訪れる人に上質な時間を味わわせてくれるでしょう。
マリーナ湾を一望できる植物園です。近未来をテーマにしており、近未来的な形状の建物などが随所に見られます。屋内施設の一部以外は入場無料で入りやすくはあるものの、100ヘクタールを超える広さのため、お散歩感覚で訪れると途方に暮れてしまうかもしれません。
でもその広大さだけあって、見どころがたくさん!園を象徴する巨大な「スーパーツリーグローブ」は根元付近まで近づいてみたいですし、ほかにも世界各国の植物が集まる「フラワードーム」、滝が清涼感を感じさせる「クラウド・フォレスト」に「ドラゴンフライレイク」などなど。
さらに夜は人工ツリーがライトアップされ、昼間とはまた一味違った幻想的な世界が広がります。シンガポール滞在期間中に何度か日や時間帯を分けて、少しずつ攻略するというのも手かもしれません。
シンガポールのマスコット的存在のマーライオン像がある公園です。シンガポールといえばマーライオン、というイメージを持っている人も多いだけに、日本に帰るまでに必ず押さえておきたいスポットです。
マーライオンとの面白いツーショットを撮って記念にするのもよいでしょう。夜はライトアップもされるので、夜景にマーライオンの白が映えてとても素敵です。
※本記事は2016年11月時点の情報です
更新日:2025/05/03